「サウナーマン―」主演・眞島秀和「まさか40代になっても初めての経験ができるなんて、本当にありがたいなって思います」
裸の付き合いだからか、みんなの心が一つになりました!
――眞島さんだけではなく、サラリーマン・シューイチを演じた山中崇さんなど共演者の方々も裸で出演。現場の雰囲気はどのような感じですか?
「(山中)崇とは久々なんですが、すごく楽しい現場ですね。サウナという一つのシチュエーションで行うドラマなので、みんなの息を合わせなければよくならないんですが、そんな心配もなく楽しく芝居ができています。裸だからこそ心の距離が近くなったのかな? なんか、みんなと分かり合えた気がするんですよ」
――裸の付き合いだからこそ生まれるチームワークですね! 裸だからこそ大変なことなどありますか?
「それが意外と体力を削られるというか…。ここまで長いこと裸でいることって生まれて初めての出来事で。海に行ってもプールに行っても、せめて半日じゃないですか。それがほぼ1日中ですから(笑)。一応、ガウンがあるので食事休憩のときは着ますが、カメラチェックくらいだとそのままですし。まぁ新しい発見がたくさんあります。まさか40代になっても初めての経験ができるなんて、本当にありがたいなって思います」
個性派のゲストがキャラの濃~い人物を演じています――本作は、映画「箱入り息子の恋」や「台風家族」などの市井昌秀監督が脚本と演出を担当。1回につき3話オムニバスで放送されますが、かなり濃い内容になっていますね。
「もう何じゃこれ?っていう話も多くて(笑)。クスッと笑ったり、何とも言えない感じで終わっていったりするシュールな笑いの回もあったりと、バラエティーにあふれています。現場でも、市井さんが淡々といろいろ考えてくださるので、台本で読むよりも撮影現場の方が面白く、そしてヘンなことをやっているなって思うときがあります(笑)。現場で演出をつけていただくと、こんなヘンことがアリになって面白くなる、というか…。ぜひ見てそのおかしさに気づいていただきたいです」
――でんでんさんやブラザートムさん、六平直政さん、ラグビー選手の山田章仁さんなど個性派のゲストも気になるところですが…。
「みんな強烈ですよ! でんでんさんはかなり笑えます。ただ今回は、個性派俳優さん以外に猪塚健太くんらイケメン俳優さんもゲストできていただいているんです。そんな彼らが他の現場では決してやらされないようなことをやらされていて…。他人事だからいいんですが、ちょっと心配になりますね(笑)」
――そんな驚くようなキャラクターを目の前で見ているとき、眞島さんはどうされていたのですか?
「ヨシトモは感情を表に出さない設定なので、真顔でいなければいけないのがつらかったです。いつもはどちらかといえばリアクションをする側にいるので、本当にうずうずしました。なので、真顔でいる姿は見てもらいたいかも。あと崇が本当にイキイキと自由にやっているんですよ。それがうらやましかったです」
――では一人で出演しているオープニングシーンは心が休まった感じですか?
「オープニングを初日に撮ったんですよ。僕、どんな撮影でも撮影初日の前日は眠れなくて…。それは今回も同じでしたね。ただ、オープニングは面白いです! とてもアナログな撮影の方法なのですが、それが味になっていて…。まぁその後、毎日のようにキャラの濃いゲストとお芝居をしているため、それも遠い記憶ですが(笑)。でもかなり面白いと思います」
8月25日(日)~毎週日曜深夜放送スタート(ABCテレビ)
地上波放送後、TSUTAYAプレミアムにて独占配信がスタート
ましま・ひでかず=1976年11月13日生まれ、山形県出身。映画「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」が公開中。映画「蜜蜂と遠雷」が10/4日(金)公開。現在ドラマ「偽装不倫」(テレビ朝日系)に出演中。ドラマ「サギデカ」(NHK総合)が8/31(土)からスタート。舞台「月の獣」(12月~)への出演も決定している。また、初のフォトブック「MH」が9/7(土)発売。9/5(木)には、「MH」先行発売×「サウナ―マン」スペシャルトークイベントが都内にて開催される。詳細はtsutaya.jp/tw_saunerman/から