――このドラマにはさまざまな要素が盛り込まれていますが、一つテーマを挙げるなら何になりますか?
「『信じる』ですね。主人公は自分の未来を信じた男だし、母・純子(薬師丸ひろ子)はその息子を信じているし、椎名(波瑠)や新谷(田中圭)は崇史が復帰してくることを信じている。夢や目標を自分で信じるためには周りの人が信じてあげることが大事なんですよね。そういう人が隣に一人いるだけで、その人は自分を信じることができる。そういうところを見ていただきたいです」
――最後に、ドラマの見どころを教えて下さい。
「相葉さん主演の24時間テレビのドラマを作る上で『“抜け感”のいいドラマにしたい』と思っていました。夏の終わりに合っていて、24時間テレビらしさもあって、見た後に爽快感があって『見て良かった』と思える、そして家族で会話が起きる作品になればいいなと思って作りました。
撮影して感じたのは、ロードレースのシーンがめちゃくちゃ面白いです。ロードレースって時速60kmくらいスピードが出るんですが、カーチェイスのような疾走感で生身の人間が競り合ったり、追い上げたりする。見たことのないスカッとする映像をたくさんお見せできると思います。
また、宮澤崇史さんの半生そのものがとても格好良いし、とても感動的で、見終わった2時間後に感動させる自信があります。見て損には絶対ならないと思うので、お時間の許す限り見てほしいなと思います」
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