9/3(火)ほかより放送開始のドラマ「REAL⇔FAKE」(毎週火曜ほか夜1:28-1:58ほか、TBS系)。人気の舞台俳優が揃う貴重な作品で、当て書きの脚本やスタイリッシュなビジュアルから話題となっている。
ザテレビジョンでは、そんな撮影現場の独占潜入に成功! 普段は板の上で輝く彼らだが、カメラ前では果たしてどんな姿を見せるのか!? 日頃見ることのできないさまざまな表情を、全4回に渡って徹底リポートする。
舞台は稽古期間の後、場当たりやゲネプロを経て日々の公演をこなしていくもの。一方で、ドラマの撮影はシーンごとの勝負。いくつかのシーンを1日のうちに、スタッフとキャストが動きを確認する「段取り」、実際に機材を使用して確認する「テスト」、いざ撮影する「本番」という3段階で実施する。同じシーンでも、カメラの向きによって繰り返し同じ演技をすることになるが…。
台本は、ドラマとしては長いせりふがちらほら。牧野凪沙役・荒牧慶彦がクランクインしたシーンでは、まさかの10行せりふも!(※平均は1~3行) 段取り序盤では苦戦していたかに見えた荒牧だが、ぶつぶつと何度かせりふをつぶやき…そのままテストへ突入すると、なんと荒牧の口からはスラスラとせりふが。監督から「ここのせりふの時は…」と指示が出れば即座に対応して演技を変えるなど、舞台仕込みの吸収力と柔軟性を見せた。
その後、瀬名征行役・和田雅成もクランクイン。朗らかな和田がセットへ入ると、現場は一気に明るい雰囲気に! 和田の大きな笑い声が響くなど、ハイテンションのまま撮影へ…と思いきや、段取りが始まると和田の表情はガラリと変わって真面目なものに。監督へ「(ここの演技は)そのまま続けていいですか?」「カメラの位置はどこですか?」と積極的に質問し、それまでのラフな雰囲気とはまるで違うクールな演技。オンとオフをきっちりと分ける姿が印象的だ。
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