上白石萌音と山崎紘菜が初共演でW主演を務める映画「スタートアップ・ガールズ」が9月6日に公開され、7日に都内で行われた公開記念舞台あいさつに上白石、山崎、挿入歌を担当するXAI、池田千尋監督が登壇した。
日本初となる“スタートアップ”をテーマにした本作は、大学生にしてIT×医療で起業を目指す閃きの自由人・小松光(上白石)と、大企業に勤め起業家への投資をする安定志向の女性・南堀希(山崎)の正反対の二人が、ぶつかり合いながらもビジネスパートナーとして進化していく姿を描いている。
上白石は、テンションが高い光を演じたことについて「普段、とても省エネな生活を送っているので、怒ったり、けんかなどは面倒くさくてやらないタイプなんですが、光は真正面からぶつかり、人を罵倒したりするので、そういう人に汚い言葉を使うと…」と撮影を振り返る。
「そのシーンを撮り終わって、おうちでお風呂に入ると体にぶつぶつが出ていて。人に悪口を言って湿疹が出たという(笑)。でも、私もこんなに(人を)怒鳴ることができるんだって思いました」と明かした。
また、そんな光の怒りなどを受け続けた希役の山崎は「常に全部を受けるお芝居で、光の怒りをぶつけられたり、会社の上司にもまれたり…受ける方も大変なんだなって。でも、光がパワフルにやってくれただけエネルギーをもらえるので、萌音ちゃんに感謝してます」と語る。
しかし、撮影後のことを聞かれると「うちに帰って、日々溜まるものがあって…。橋の上で初めて言い合いになるシーンがあるんですけど、その時は泣きすぎるくらい泣いちゃったんですけど、それくらい溜めていたものってあるんだなって」と告白。
すかさず池田監督が「でも、楽しい現場でしたよ(笑)」とフォロー。4人が笑顔となり、仲の良さを見せた。
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