前回、土砂崩れが起こる衝撃の展開を迎えたが、最終回では土砂の下敷きになり、多数の死傷者が出ていることが予想されるため、興雲大学法医学教室に応援の要請が届き、朝顔、法医学者の安岡光子(志田未来)、検査技師の高橋涼介(中尾明慶)、法歯学者の藤堂絵美(平岩紙)、そして主任教授の夏目茶子(山口智子)の5人は、災害が発生した山梨県に向かう。
現地に入り、すぐさま遺体安置所を作った朝顔ら。一息つく間もなく、朝顔らの元へ続々と遺体が運ばれてくる。遺体は泥だらけで損傷が著しく、その痛ましい遺体の状態に朝顔らは愕然(がくぜん)とする。
しかし、法医学者の本分を全うするため、心を奮い立たせ、まずは遺体の検案を始めることに。そんな中、今回の土砂崩れが自然災害ではなく、人災ではないかという疑惑が浮上する。
最後にして最大の事件。そして、土砂災害の遺体安置所で彷彿(ほうふつ)とされるのは、あの東日本大震災。あの日から法医学者を目指し、そして死と生に誰よりも懸命に向き合ってきた朝顔は…。
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