橘ケンチ、“日本酒”で復興支援!“醸華町”東広島市西条のガイドブックを作成、配布へ

2019/09/24 16:00 配信

芸能一般

酒造協会、学生団体とも協力


【写真を見る】橘ケンチがプロデュースした西条のガイドブック『SAIJO SAKE TOURISM』表紙


ガイドブック『SAIJO SAKE TOURISM』プロジェクトが始動したのは、今年1月のこと。

橘は視察のために西条を訪問。関係各所との協議を重ねながら、賀茂泉酒造・前垣氏からの「改めて西条のいいところを発信することで街を活性化させて、西日本豪雨の風評被害を含めて拭い去って欲しい」という言葉を受けてガイドブックの制作を提案。

7月の再訪時には、「世代を問わず街のみなさんとともに冊子を創り上げたい」(橘)との想いから西条酒造協会に加えて広島大学の学生団体maho Labo.(maholabo.com)の協力の元、編集チームを組んだ上で人と人が想いを醸す醸華町の取材を行った。

完成したガイドブック『SAIJO SAKE TOURISM』には、西条・安芸津エリアの酒蔵や注目のスポット紹介や、西条酒造協会の8蔵を巡った証としてスペシャル・ラベル・ステッカー〈SAKE BREWERY LABEL〉を貼りつけるページもあるなど、手に取った読者自らでこの本を完成させることができる趣向が凝らされている。

配布は、9月27日(金)より主に東広島市及び西条の関係施設にて開始。部数は限定1万部で、東京銀座のひろしまブランドショップTAUやLDH kitchen IZAKAYA AOBADAIでも一部取り扱う予定(※数に限りがあるとのことなので、早めのチェックが必要だ)。

橘ケンチ「この1冊は日本酒だけのものにはしたくなかった」


ガイドブック制作当時の思いを、「西条は酒の都としてクローズアップされることが多いと思うんですが、この1冊は日本酒だけのものにはしたくありませんでした。なぜなら、そこに生きている人や自然、いろんなものがクロスオーバーしている様を落とし込みたかったから。それを最も象徴するのが日本酒という捉え方でした」と振り返った橘。

「世代を問わず多様な考え方に触れた時に、改めて誰もが活気を持って生きている街だと実感しました。もしも手に取ってくださったみなさんが醸華町のいたるところにあるわくわくする気配を少しでも感じ取ってくださったら嬉しいです。そして、さらに活性化していく街同様に、この小冊子が受け継がれていくものとなればと願っています」と、思いを込めたガイドブックを地元に託すことを表明した。

橘は今秋、東広島を舞台に開催される日本酒の祭典「酒まつり2019」の2日目(10月13日)にも出演が決まっている。日本酒文化の伝道師・橘ケンチの活動はさらに続いていく。

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