橘ケンチ、“日本酒”で復興支援!“醸華町”東広島市西条のガイドブックを作成、配布へ
酒造協会、学生団体とも協力
ガイドブック『SAIJO SAKE TOURISM』プロジェクトが始動したのは、今年1月のこと。
橘は視察のために西条を訪問。関係各所との協議を重ねながら、賀茂泉酒造・前垣氏からの「改めて西条のいいところを発信することで街を活性化させて、西日本豪雨の風評被害を含めて拭い去って欲しい」という言葉を受けてガイドブックの制作を提案。
7月の再訪時には、「世代を問わず街のみなさんとともに冊子を創り上げたい」(橘)との想いから西条酒造協会に加えて広島大学の学生団体maho Labo.(maholabo.com)の協力の元、編集チームを組んだ上で人と人が想いを醸す醸華町の取材を行った。
完成したガイドブック『SAIJO SAKE TOURISM』には、西条・安芸津エリアの酒蔵や注目のスポット紹介や、西条酒造協会の8蔵を巡った証としてスペシャル・ラベル・ステッカー〈SAKE BREWERY LABEL〉を貼りつけるページもあるなど、手に取った読者自らでこの本を完成させることができる趣向が凝らされている。
配布は、9月27日(金)より主に東広島市及び西条の関係施設にて開始。部数は限定1万部で、東京銀座のひろしまブランドショップTAUやLDH kitchen IZAKAYA AOBADAIでも一部取り扱う予定(※数に限りがあるとのことなので、早めのチェックが必要だ)。
橘ケンチ「この1冊は日本酒だけのものにはしたくなかった」
ガイドブック制作当時の思いを、「西条は酒の都としてクローズアップされることが多いと思うんですが、この1冊は日本酒だけのものにはしたくありませんでした。なぜなら、そこに生きている人や自然、いろんなものがクロスオーバーしている様を落とし込みたかったから。それを最も象徴するのが日本酒という捉え方でした」と振り返った橘。
「世代を問わず多様な考え方に触れた時に、改めて誰もが活気を持って生きている街だと実感しました。もしも手に取ってくださったみなさんが醸華町のいたるところにあるわくわくする気配を少しでも感じ取ってくださったら嬉しいです。そして、さらに活性化していく街同様に、この小冊子が受け継がれていくものとなればと願っています」と、思いを込めたガイドブックを地元に託すことを表明した。
橘は今秋、東広島を舞台に開催される日本酒の祭典「酒まつり2019」の2日目(10月13日)にも出演が決まっている。日本酒文化の伝道師・橘ケンチの活動はさらに続いていく。
東広島市の酒蔵や西条の街の魅力を紹介したガイド小冊子
配布開始日:2019年9月27日(金)
配布場所:西条酒造協会(東広島市)及び関係施設/ひろしまブランドショップTAU(東京都)/LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI(東京都)
配布部数:限定10,000部(フリーペーパー)
ラベル・ステッカー配布場所:西条酒造協会所属の各8蔵(数量限定)
※小冊子の配布部数、ラベル・ステッカーの枚数には限りがあります
※『酒まつり』及びイベント開催中は対応ができない場合があります
※配布場所等は場合により変更になる可能性があります
【LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI『西条酒蔵フェア』】
橘ケンチ監修による注目の新店舗にて、東広島市西条の酒蔵フェアを開催する。
期間:日本酒の日10月1日(火)~『酒まつり2019』閉幕の翌10月14日(月祝)
実施店舗:LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI
住所:東京都目黒区青葉台1- 23-4グランベル青葉台2F
※実施期間及び取扱銘柄は変更になる場合があります
【『酒まつり2019』】
小冊子『SAIJO SAKE TOURISM』でフォーカスした東広島市を舞台に
2日間でおおよそ25万人近いお客さんが集まる日本酒界の一大イベント。
開催日:2019年10月12日(土)及び10月13日(日)
会場:JR西条駅周辺
主管:2019酒まつり実行委員会
主催:公益社団法人東広島市観光協会