広瀬すずスカウトの“顔の小さな”鈴鹿央士、映画デビュー作で「頭が真っ白に」

2019/10/02 07:00 配信

映画

10月4日(金)公開の映画「蜜蜂と遠雷」で、ピアノの天才少年・風間塵を演じる鈴鹿央士撮影=コザイリサ


人との出会いが好きになりました


――そうやって自然に話し掛けられる天真らんまんさは、まさに風間塵だと思うのですが、鈴鹿さん自身も人見知りをしないタイプなんですか?

人見知りもするんですけど、人と話すことが好きなんです。この「蜜蜂 と遠雷」で出会った方もそうですし、次に出演させていただいた 「決算!忠臣蔵」(11月22日・金公開)で出会った方、専属モデルをやらせていただいている「MEN‛S NON-NO」で出会った方など、皆さん本当にステキな方ばかりなので、この仕事を始めてから人との出会いが好きになりました。

――では最後に、映画の見どころを教えてください。

個人的に好きなのは、松岡さんとの連弾のシーンです。映画を見てくださった方が「すごくよかった」と言ってくださったのもあるけど、そこが一番、風間塵としてのセリフが多かったのとピアノもかなり練習したので、思い入れのあるシーンです。

ベートーベンの「月光」を連弾するシーン(C)2019映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会


あと、松岡さんがプロコフィエフの「ピアノ協奏曲第3番 第1楽章、第3楽章」を弾く本選のシーンには感動しました。松岡さんが最後に見せる表情が印象的で、風間塵としてこの映画に参加できて本当によかったなと思いました。

取材・文=馬場英美

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