中谷美紀「一人で死んでいく覚悟をしていた時に…」ドラマオファー秘話語る

2019/09/25 10:00 配信

ドラマ

「あの家に暮らす四人の女」のトークイベントに登壇した中谷美紀と三浦しをん

9月30日(月)に放送されるドラマスペシャル「あの家に暮らす四人の女」(夜9:00-11:08、テレビ東京系)の試写会&トークイベントが行われ、主人公・牧田佐知役の中谷美紀と原作者・三浦しをんが登壇した。

本ドラマは現代版「細雪」とうたわれる同名小説を映像化。まったくタイプの違う4人の女性が、一つ屋根の下で暮らす日常を描いた感動ホームドラマ。

“刺繍作家でアラフォー彼氏なし”という佐知役のオファーがあった際の心境を聞かれた中谷は「大人のための童話のような、寓話(ぐうわ)のような物語で。一人で死んでいく覚悟をしていた時にお話をいただいた作品でしたので、とても楽しんで演じさせていただきました」と語った。

また、役作りについて聞かれた中谷は「“行かず後家”の役をいただくことが多く…。プロデューサーのみなさん、原作者のみなさん、監督のみなさんが想像する私は、行かず後家と認識しております」と苦笑する一幕も。

三浦は「中谷さんが、要潤さん演じる梶さんに会うたびに、『はわわわ…』ってなっちゃうところが本当に“家にこもっているオタク気質の女”の反応そのもので、よくあんなに的確に演じられたなと思いました」と中谷の演技を絶賛。すると、中谷は「私もどちらかというとオタク気質なので」と告白し、「飽きっぽい性格ではあるのですが、偏愛型といいますか…」とコメントした。