舞台初出演の飯豊まりえ、質問攻めで宅間孝行をたじたじに…<Interview後編>

2019/10/01 12:30 配信

芸能一般 インタビュー

タクフェス第7弾「流れ星」に出演する飯豊まりえ(写真左)と、作・演出、出演もする宅間孝行にインタビュー


田中美佐子、飯豊まりえの共演により10年ぶりに再演される舞台「流れ星」が、10月12日(土)の新潟公演を皮切りに、全国8カ所で巡演される。

本作は、脚本・演出家で俳優の宅間孝行によるエンターテインメントプロジェクト「タクフェス」の舞台第7弾。

「ザテレビジョン」では、稽古前に初対面した宅間と飯豊にインタビューを実施。後編では、エンジンの掛かった飯豊が宅間に質問攻め。主演女優の初舞台への思いの強さに、宅間がたじたじとなる場面も…。

【前編から続く】

宅間孝行の稽古は“ドアをトントン”だけで一日がかり?


――飯豊さんは初舞台に臨むにあたり、不安や宅間さんに聞いてみたいことなどはありませんか?

飯豊:不安はないんですけど、ドラマとは違うと思いますし、本当に質問攻めになってしまいますね。ご迷惑をお掛けしないように頑張ります…。

宅間:全然大丈夫。今まで初舞台の人はたくさん見てきたし、みんな初舞台は踏んできているんだから。

飯豊:でも、舞台をやられている方に聞きました。「何の舞台をやるの?」と聞かれて「宅間さんの舞台です」って答えたら、「宅間さんは“ドアをトントン”ってするだけで(稽古を)一日掛けてやるから、すごく大変だよ」と言われました(笑)。

一同:(笑)。

飯豊:「厳しいよ」って言われて。それは本当ですか? 盛って話していますよね? “ドアをトントン”だけで一日掛かるって…。

宅間:えっと…(苦笑)。うん、“ドアをトントン”で一日というのはよく分からないですが、稽古の初期段階は“生っぽく芝居をしてほしい”という中で、「うちではこういうスタイルでやりますよ」とか「そのためにこうしてほしい」とか、稽古のはじめの頃は丁寧に伝えるんですね。最初はその時間がすごく掛かりますね。

逆にそうではない所でずっとやってきた人たちが、その求められてることへの違いに戸惑ったりして。それぐらかな? どうしてもくせでそうなっちゃうのをやめてほしいとか。まあ、「(今日の稽古は)これしか進まなかったね」というのはありますけど、“ドアをトントン”で一日は…(笑)。

飯豊:(話を聞いて)そんな感じなんだって思っていたんですよ(笑)。だから、私のしゃべりで一日掛かったらどうしようと悩んでいました。