佐藤二朗が原作・脚本・監督を手掛けた映画「はるヲうるひと」が、「第35回ワルシャワ映画祭」の1-2コンペティション部門(長編監督2作目までの部門)に正式出品作品として上映されることが決定した。
本作は、佐藤が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、2014年に再演された舞台を映画化。
主演は山田孝之、共演に仲里依紗、向井理、坂井真紀らが集結し、映画化を望んでいた佐藤が約5年を掛けて完成させた。
出品の知らせを受けた佐藤は、「映画『はるヲうるひと』は架空の島の売春宿で生きる男女のお話。生きる手触りがつかめず、死んだように生きる人々が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのお話。
今回、ポーランド・ワルシャワ映画祭のコンペディションに選出され、とても光栄に思っています。これを機に海外の方々にも、この壮絶な闘いの姿を目撃してほしい。そして日本の皆さまにも来年、ご覧いただけます。
誰も見たことのない山田孝之、誰も見たことのない仲里依紗、誰も見たことのない佐藤二朗をご覧いただけると確信しています。ご期待を。そのふくらんだ胸に見合う作品だと思っています」とコメントを寄せている。
佐藤は上映に合わせて現地入りする予定。受賞結果は、映画祭最終日の10月20日(日)に発表される。日本では2020年に全国公開予定。
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