マキタスポーツ&スージー鈴木×いとうせいこうが「史上最も〇〇な曲」を選定!『カセワングランプリ』開催

2019/10/01 08:10 配信

音楽

「ザ・カセットテープ・ミュージック」(BS12 トゥエルビ)がまたまたイベント開催!


9月29日、初めての生放送を敢行し、「#ソシャープ」をツイッターのトレンド入りさせた「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00 BS12 トゥエルビ)。生放送スペシャルのラストでは、12月10日(火)にイベント「ザ・カセットテープ・ミュージック~カセワングランプリ決定戦~」の開催を発表した。

2017年10月のスタート当初からイベント実施をもくろんでいた番組はこれまでも、2018年6月下北沢・本屋B&B、2019年2月大阪・ロフトプラスワンウエスト、2019年6月北沢タウンホールと、少しずつ会場キャパを広げながらイベントを重ねてきた。

本屋B&Bではマキタスポーツスージー鈴木がJ-POPヒット曲の手法「カノン進行」を分析しまくり、カセットガールの一人、うめ子こと河村唯が参加した大阪では、スージー鈴木の研究成果「ミファミレド」メロディーを持つ楽曲に合わせての「ミファミレド体操」で観客大盛り上がり。北沢タウンホールでは名曲イントロを会場中で大合唱するという、とってもバカバカしくてこの上なく楽しい時間を演出。その内容は「トークイベント」と言ってしまうのがはばかられるくらいのエンターテインメント感にあふれるものになっている。

12月開催の会場は東京・赤坂の草月ホール。「ザ・カセットテープ・ミュージック」の高橋良美プロデューサーは「今年の6月、下北沢・北沢タウンホールでの番組イベントでは半ば冗談で、『次は草月ホールでお会いしましょう』と締めくくりました。が、その夢がかなう時が来ました。勢い余って、草月ホール、すぐ予約してしまいました」と、興奮のままに会場を決めたことを明かす。

【写真を見る】マキタ・スージー&いとうせいこうの音楽分析トークは面白いに決まってる


そして、今回のイベントには、いとうせいこうという大物ゲストの出演も決まった。1980年代後半からラッパーとしてクリエイターとして刺激的な活躍を見せたいとうせいこうという存在は、around fifty世代にとってとても特別なものだ。

その影響を大いに受けたスージー鈴木は、2019年9月8日放送の「ポツンと一曲特集」をはじめ、事あるごとにいとうせいこうに言及している。

「『いとうせいこうになりたかったボーイ』のスージーさん、どんなことになってしまうのでしょうか。今からスージーさんが心配です。マキタさんの水のトラブルも…」と高橋プロデューサーが語るように、スージー鈴木の舞い上がりぶりと3人の化学反応は見ものだ。

予定するテーマは「カセワン(C-1)グランプリ」。マキタスポーツスージー鈴木がこのテーマの下で「史上最も〇〇な曲」をセレクトしてプレゼンし、いとうせいこう&観客の賛同で「C-1」曲を決めるという。

「ホールキャパが拡大し、当初からは想像もつかない豪華なゲストと共演できるようになっても、『音楽の味わい方をもっと楽しく面白く』というコンセプトはぶれずに、音楽ずきおじさんの解放区を布教していきたいと思います!」と高橋プロデューサーが熱弁するように、マキタスポーツスージー鈴木は、環境が変われど2人ならではの音楽の楽しみ方をしっかりと提示してくれることだろう。

さらに、2人の音楽分析に対して独自視点の解釈を与えることができるいとうせいこうが加わる。3人のインプロビゼーションに期待が募る。

チケット発売は10月1日(火)朝10:00~チケットぴあにて。過去のイベントチケットは短期間で完売、即完に近い状況であったことをお伝えしておく。