「見えちゃうんじゃないかって心配(笑)」初期艦3人に聞く「アズールレーン」ここが見どころ!<インタビュー>

2019/10/02 14:59 配信

アニメ

第1話戦闘シーンはヒロインの変身にも注目


アニメ「アズールレーン」は10月3日(木)夜11:30より、TOKYO MXほかにて放送を開始(C)Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc./アニメ「アズールレーン」製作委員会


――「断然カッコいい」という戦闘シーン。具体的な注目ポイントを教えてください。

大地葉:戦闘スタイルがそれぞれ個性にあふれていて、それって、宿している艦(ふね)の力の形なんですよね。陣営によっても特色があるし、例えば綾波、赤城たち重桜の艦は“和”な感じです。アフレコのときはまだ絵が完成していなかったんですが、それでも迫力はすごく伝わってきて、作画のこだわりも見逃せないですね。

――先行映像では、ジャベリンがその名の通りジャベリン(西洋槍)を携えていましたね。

山根希美:意外と接近戦も多くて、びっくりすると思いますよ。

大地:艦だからといって、撃つだけではないんですよ。重桜陣営のキャラクターはもう本当に濃くて、“式神”とかも飛ばすし、「こんな風に戦うんだ!?」って、驚きの連続です。

綾波(CV:大地葉、右)が敵陣営だったと知り、ショックを隠せないジャベリン(CV:山根希美、左)。「皆さん、『ジャベリン、頑張れ!』ってなると思います」(山根)(C)Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc./アニメ「アズールレーン」製作委員会


――いろいろな軍船が出てくるので楽しみですね。ご自分たち以外の注目キャラクターは誰になりますか?

山根:やっぱり物語のメインになっていく2大空母、赤城(重桜陣営)とエンタープライズ(ユニオン陣営)の2人だと思います。バトルもそうですし、特にエンタープライズは心の部分も。私たちはセイレーンと戦うために生み出された存在ですが、そこにとらわれているというか、一番真っすぐなのがエンタープライズなんですね。彼女の戦う姿、ラフィーやジャベリン、綾波たちとの交流で見えてくる心境は、切なくなってくると思います。

本作の主人公、ユニオン陣営のエンタープライズ(CV:石川由依)(C)Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc./アニメ「アズールレーン」製作委員会


長縄まりあ:ちょっと先ですけど、ベルファスト(CV:堀江由衣)がエンタープライズの拠りどころになっていくのかなっていう感じがありますよね。

――ベルファストは、メイドさんでしたっけ?

長縄:はい、メイドさんです(笑)。何だろうね、あの雰囲気? エンタープライズが自分の在り方に悩んでいる横で、達観しているお姉さんな感じで。

大地:達観というか、俯瞰しているというか。考えていないようで、「ポン!」とハッとさせられることを言う感じ? でも、なんでメイドなんだろう(笑)。

ロイヤル陣営のベルファスト(CV:堀江由衣)。メイドさんとしての実力はいかに?(C)Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc./アニメ「アズールレーン」製作委員会


――第1話の放送が間近に迫っています。最後に、「ここは特に見てほしい」というポイントをお願いします。

大地:まずはキャラクター同士の会話を楽しんでほしいです。ゲームのときはそれぞれ別録りでしたが、アニメは全員が集まってのアフレコです。生の掛け合いで生まれてくる躍動感というのは本当に大きくて、ゲームのとき以上にキャラクターの“生きてる感”を感じてもらえると思います。

山根:あとはやっぱり戦闘シーンですけね。中でも、変身シーンは特に注目です。

大地:そうそう。戦闘モードに換装するんですけど、その変身の仕方もそれぞれ違っていて、「じゃあ、あの子はどういう風に変身するんだろう?」って、私たちもワクワク感がすごいです。

今回名前が上がった以外にも個性豊かなキャラクターが登場。こちらは鉄血陣営のZ23(ニーミ)。阿部里果が演じる(C)Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc./アニメ「アズールレーン」製作委員会


長縄:しゃべってないけど、画面に映っているキャラクターもたくさんです。日常シーンはにぎやかなので、誰がどこにいるのか、まばたきしていると見逃しちゃうかもしれませんよ。

山根:第1話から盛りだくさんなので、隅から隅まで見てください!

テレビアニメ「アズールレーン」は10月3日(木)夜11:30より、TOKYO MXほかにて放送を開始。

文・撮影:鈴木康道