山本耕史「万葉集」題材のミュージカルに「これまでの舞台経験そのものが求められている」

2019/10/02 13:43 配信

芸能一般

【写真を見る】万葉集meetsミュージカル「令和にそよぐ風 ~若き歌詠みの物語~」は2020年1月2日(木)~3日(金)、東京国際フォーラムで上演


山本耕史コメント


万葉集を題材にした音楽劇で、脚本・戸部和久さん、演出・尾上菊之丞さんと歌舞伎界の方の作品なのですが、ミュージカルの要素を融合するとうかがい、どんな作品になるか興味があって出演させていただくこととなりました。

正直まだまったく分からないのですが、市川染五郎君を僕が万葉集の世界に導く、人知を超えた存在という役なので、自分のこれまでの舞台経験そのものが求められていると思っています。

また、衣裳が当時の技法をできるだけ再現した本物の装束衣裳なので、それもお客さまには楽しんでもらえるのではないでしょうか。

邦楽と洋楽、ミュージカルナンバーも予定していますし、歌も芝居も日本舞踊も歌舞伎もあり、気軽に楽しめる2日間だけの特別な公演なので、ぜひ令和初のお正月は東京国際フォーラムにお越しください。

市川染五郎コメント


和歌の歌詠みを志す青年を演じさせていただきます。

万葉集の世界に迷い込むという幻想的な設定ですが、あまり古代を意識せず、歌に詠まれた人々の喜怒哀楽を現代に通じるものとして演じたいと思います。

山本耕史さん、新納慎也さん、夢咲ねねさんと、普段ご一緒することがないミュージカル界で活躍する先輩方との共演で、少し緊張しているのですが、演出の尾上菊之丞先生にすべてお任せし、令和最初のお正月の公演が、明るくすがすがしい舞台になればいいな、と思っています。

尾上菊之丞コメント


令和の御代が幕を明けて初めて迎えるお正月に、新たな音楽劇を創造するチャンスを与えられたことに感謝と喜びを感じます。

ストレートプレイからミュージカル、歌舞伎と日本舞踊という彩り豊かな出演者の皆さんと共に、万葉集の世界に挑みます。歌に語り、舞踊などの身体表現、邦楽に洋楽と伝統的な装束を合わせ、万葉のこころ、日本の美しさを皆さまにお伝えしたいと思っています。

それぞれの世界でトップランナーとして活躍する皆が結集して、どのような化学反応が起きるのか、楽しみでなりません。