13日昼には、「街の上で」を上映。「愛がなんだ」「アイネクライネナハトムジーク」「his」と話題作を立て続けに発表する今泉力哉監督が、本作が映画初主演の若葉竜也を起用、共同脚本に漫画家・大橋裕之を迎え、オール下北沢ロケを敢行した長編映画。恋愛映画の旗手・今泉力哉監督が古着屋を舞台に紡ぐ、街と人々への愛情を込めた新たな「下北沢映画」は、現時点で劇場公開未定、プレミア必至のプログラムだ。
古着屋で働く青年・荒川青(あお)を演じる若葉竜也は、「今泉監督が街を舞台にした映画を撮るらしいぞ、という噂はなんとく知っていました。誰がやるんだろーと完全に他人事でしたが、僕のもとに5ページほどの企画書が。ラブレターをもらった気持ちです。今泉力哉監督と小さな街を舞台に映画を作りました。あふれ落ちそうな生活の粒をていねいに切実に、1カット1 カット撮影しました。面白い映画になったと思います」とコメントを寄せている。その若葉、今泉監督、大橋がトークショーに出演する。
【10月13日(日) 昼2:00開映 (昼1:30開場)/北沢タウンホール
今回の「下北沢映画祭」企画の中で最も注目度が高いのがこの「斎藤工(齊藤工)特集上映」(チケットは予定枚数終了)。俳優として、監督として、プロデューサーとして、さまざまな形で映画と関係する斎藤工(齊藤工)。その秀でた個性を惜しみなく放出した作品群を、一挙上映する。
上映作は、監督初期作「バランサー」「サクライロ」に、長編監督デビュー作「blank13」、製作に携わった「映画の妖精 フィルとムー」「パカリアン」、芸人・永野のコントをもとに映像化したショートフィルム「ZERO-焼きそばしかないキャバクラ」、新作「DEATH BIKE」の長編・短編を集めた計7作。
「映画の妖精 フィルとムー」の秦俊子(はた・としこ)監督、特殊メイクアップアーティスト・監督の西村喜廣、NPO法人World Theater Projectの教来石小織(きょうらいせき・さおり)代表と、斎藤工(齊藤工)作品に関係の深いメンバーによるトークセッションも行う。
出演が発表されているわけではないが、映画愛にあふれる斎藤工(齊藤工)のこと、イベント開催を知れば当日ひょっこりと顔を見せることもあるかもしれない。チケット売り切れもそんな予想をしてファンが動いた結果だろうか。
【10月13日(日) 夜6:00開演(昼5:45開場)/北沢タウンホール】
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