今でこそ“1年1本”のペースを守っているという吉永だが、16歳のときに年間で16本の作品に出演するなど、若い頃は超多忙な日々も経験している。そんな人生経験を踏まえ、「(年間16本出演したときは)ヘトヘトになりましたし、まだ16歳なのに十二指腸潰瘍になりました。(すり減って)当然です。それを克服する、ご自分の楽しい素敵な時間を作るのが大事だと思います」と、悩める林にアドバイスを贈った。
その後、林はスタジオでインタビューを振り返り、「信念を持って一つのことを長くやり続けるっていうのは素晴らしいことなんです。50年やり続けた人と60年やり続けた人の10年の差って、やり続けた人だけがわかることなんでしょうね。ほんとにありがたい、僕にとって貴重な人生のひとときになりました」とコメント。その表情はどこか晴れ晴れとしていた。
このやりとりに、視聴者からは感嘆の声が続出。SNSでは、視聴者からの「吉永小百合さんの言葉、沁みた…」「ひとつのことだけを一途にやるって、実は手広く器用にやるよりも大変なことかもしれない」「自分が楽しむ時間を作っていく。それが自分を失わない秘けつなんだなぁ」「好きなものがあるって大切」といった感嘆の声、共感のメッセージが上がっていた。
「林先生の初耳学」は毎週日曜夜10:00-放送(※10月13日は休止)。
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