――では、お互いの弱点を挙げるとすると?
上田晋也:この人の弱点は、奥さんでしょうね、やっぱり(笑)。
太田光:それは…そうですね。
上田:認めちゃったよ(笑)。
太田:上田くんは、弱点が見当たらないですね。無敵だと思います。ただ、彼はたまにバイアグラを…。
上田:(再び取材陣に)書くな書くな!(笑)
――お二人は、どうしてここまで馬が合うのでしょうか。
太田:考え方が全く一緒ですからね。
上田:一緒なわけあるか! なんだったら真逆だわ(笑)。
太田:彼は頭がいいんで…。
上田:そんなことない。あなたの方がはるかにいいでしょ。
太田:こっちの言いたいことを補足してくれるんですよ。僕は口下手ですから。
上田:(笑)。口下手なら、芸人やめてしまえ!
太田:そういう洞察力はすごいですよね。常にアンテナを張って世間を見ている、というのはね。
上田:今日はどうした?(笑)
太田:でも、この前聞いた話では、「しゃべくり007」(日本テレビ系)って、ゲストが本番まで伏せられてるらしいんですけど、上田くんはたいていの場合、ゲストが出てきても名前が分からないらしいんですよ。スタッフのカンペを見て、初めて名前を知るらしくって。
上田:そんなことはない(笑)。そんなことはないけれども、数カ月前、誰とは言えないけど、あるゲストの方が出てきて、「誰だ、この人は?」って焦った、ということはある。
太田:あるんじゃねえか(笑)。
上田:普通は、ゲストが出てくるやいなや、「俳優の○○さんです」「女優の○○さんです」ってカンペが出るんだけど、そのときはスタッフがなんかモタモタしてて…。
太田:(拍手しながら)ワハハハ!
上田:いつもは、ゲストが階段を降りてくる途中で、カンペを見ながら「○○さんでーす」って言えるんだけど、「えー、今日はね、お忙しい中、わざわざお越しいただきまして…」。
太田:名前を早く言え(笑)。
上田:で、ようやくカンペが出て、「…というわけで、今夜のゲストは○○さんでーす!」って。で、いったん休憩でカメラが止まった瞬間、そのスタッフに「おせぇよ、バカ!」って(笑)。僕、めったにそんな態度は取らないんですけど、本気で怒鳴りましたね。それ以来、そのスタッフは僕に話し掛けてこなくなりました。
(※一同爆笑)
――上田さんは、太田さんと気が合うところは?
上田:僕が相手してあげないと、この人の相手をする人がパペットマペット1人だけになっちゃうんで…あっ、3人か、パペットマペットと、うしくんとカエルくんで。
太田:面倒くせぇな(笑)。
上田:まぁ、それこそ介護みたいな気分ですよ(笑)。
太田:だから二人の関係を分かりやすく言うと、親友ですね。恋人、と言ってもいいかもしれない。
上田:それは絶対違います(笑)。親友ではないですけど、今日このあと、楽屋で肛門は見せてくれるらしいです。
太田:(笑)。「ともだちんこ!」みたいなもんだよ。
上田:どうしても見てくれっていうんで、しょうがない。見ますけども(笑)。
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