ジミヘン、エディ・ヴァン・ヘイレン、高中正義、渡辺香津美・・・ギターソロの名演を熱く語る

2019/10/13 13:28 配信

音楽

「ザ・カセットテープ・ミュージック」10月13日(日)放送より(C)BS12 トゥエルビ

10月13日(日)の「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00、BS12 トゥエルビ)は、第50回「おじさん、ギターやめるってよ特集」を放送する。カセットガールは、とんちゃんこと外岡えりか

オープニング。そこにいるのはマキタスポーツととんちゃんだけで、スージー鈴木の姿がない。収録が行われたのは、関東地方で大幅な電車遅延があった日で、その影響でスージーは予定時間に間に合わなかったのだ。

「なかなかレアですよね。待たないんですね」と、とんちゃん。その言葉のとおり、スージー鈴木を欠いた状態で番組はスタートする。

「おじさん、ギターやめるってよ特集」は、ギターヒーローに「ロックってカッコいいな、ギターっていいな」と思わされた世代が、そのプレイヤーの演奏があまりに上手過ぎるがゆえに、自身を顧みてギターをやめたくなっちゃった、挫折しかけたというほどの演奏が聴ける名曲を紹介する。

マキタスポーツが選択した1曲目は、マイケル・ジャクソン「Beat It」。マイケル好きのとんちゃんは楽曲が流れるや「カッコいい~」と笑顔になる。

マキタスポーツは「ギターソロの部分を聴いてほしい」と、間奏でのエドワード・ヴァン・ヘイレンのプレイを推薦。タッピング(ライトハンド奏法)を広めたことを紹介し、同曲と出会った時期の思い出を克明に語っていく。

「Beat It」解説の途中で収録場所に現れたスージー鈴木。取り上げる1曲目は、桑名正博「哀愁トゥナイト」。「若い頃の高中正義が弾きまくるんですよ」と間奏を紹介、さらに「エンディングでも吠えまくるんです」とその部分も聴かせる。マキタスポーツも「ただ弾きまくってる。押せ押せ」とその演奏を堪能する。

ほか、スージー鈴木は、YMOのライブでの渡辺香津美ギターソロ、「カラオケでギターソロを歌いたくなる」というレベッカ「フレンズ」のプレイなどをピックアップ。

一方、マキタスポーツは、「おじさんと言われようがこの人を出させてください」とジミ・ヘンドリックスをセレクトして、その存在感、功績、評価を熱くたっぷりと語る。また、「たった3音だけでロックする」と表現してラモーンズを取り上げ、「とんちゃんでもすぐ弾けます」と外岡えりかにギターを持たせて指導する。

おじさんが大好きな洋楽から、日本のギタリストの名演まで、素晴らしいギタープレイに浸ろうという今回。マキタスポーツスージー鈴木の口からは、名プレイヤーの名前や彼らの奏法に注目しての解説が次々と飛び出す。かつてのギターキッズを刺激する1時間となりそうだ。