映画「楽園」で綾野剛が役作りをしなかった理由

2019/10/17 17:00 配信

映画

映画「楽園」で主演を務める綾野剛、共演の杉咲花と佐藤浩市(C)2019「楽園」製作委員会

10月18日(金)公開の映画「楽園」で主演を務める綾野剛のインタビュー映像が解禁となった。

本作は、吉田修一の「犯罪小説集」(角川文庫刊)を原作に、ある地方で起きた少女失踪事件と連続殺傷事件に翻弄(ほんろう)される人々の姿を描くサスペンス。少女失踪事件の容疑者となる孤独な青年・豪士を綾野、失踪した少女の親友だった紡を杉咲花、周辺住民ともめたことで孤独になった善次郎を佐藤浩市が演じる。

本作で演じた豪士の役作りについて問われた綾野は「役作りはしていないです。豪士にとって必要なものをひたすら“土地”から吸いあげる。事前に豪士の住んでいる家やY字路にも行くことができましたので、そこから必要なものを吸いあげました。そうすると覚悟が決まってくるんですよ」と、語る。「これからストーリーで起こることは私たちも分かっているので、そこに向かっていく覚悟を“土地”に決めさせる。だから役を作っていくということはなかったです」と、綾野流の役との向き合い方を明かした。

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