大人のバイオリン教室で出会った、年齢も立場も異なる男女3人の恋と友情を描く「G線上のあなたと私」(毎週火曜夜10:00-10:57、T BS系)で初共演する3人。波瑠は恋にも仕事にも行き詰まった元OL・也映子を、中川大志は恋に悩む大学生・理人を、松下由樹は主婦・幸恵を演じる。
今回はそんな3人に、本作への思いや撮影現場の様子などについて話を聞いた。
波瑠「也映子はきちんとし過ぎていないところが愛らしい女性で、自分なりに悩んではいるのに、それをあまり表面に出さない一種の強さがあるところが魅力的。自分と似ているところは…バイオリンが下手なところですね(笑)」
松下「幸恵は夫婦関係や嫁姑関係に疲れながらも、何とか前向きに生きようとしている人。ふとバイオリンに魅せられて教室に通うのですが、そこで出会った年齢の違う2人とも、やはり前向きに関係を築こうとするのはすてきですね」
中川「理人はすっごく口が悪いですね。無愛想で、年上の女性にもズバズバ言うし…。でもその毒の吐き方が不器用でかわいらしいなとも思えるので、演じるときはさじ加減が難しいなと思います」
3人とも、バイオリン初心者として役作りのため猛特訓中だ。
波瑠「何から話せばいいのか…(笑)。楽器は、練習すれば弾けるようになると思われそうですが、バイオリンの場合、絶対に才能がある人とない人に分かれるのでは?と思います。ここを押さえるとこの音が出る、みたいな目印が何もないので、初心者向けシールを貼って練習していますが、いまだにその感覚は全くつかめない」
松下「3人はお互いに仲を深めていく設定ですが、バイオリンともお友達にならなきゃですよね。でもちょっと押さえる指を間違えると、とんでもない音が出て…」
波瑠「びっくりしますよね!」
松下「そう! 覚える気力を失うくらい(笑)。でも上手に弾けたらどんなに気持ちいいだろうと。ちょっと格式高いけど、習うとこうなんだ、と作品を通じて少し身近に感じてもらえるといいですよね」
中川「本当に難しい楽器ですよね。春ごろから少しずつ練習しているんですが、台本が上がってきたら僕だけ難易度の高いビブラートができるっていう設定で、今焦って追い込みをかけています(笑)。頑張って余裕を持って『実力より下手に演じる』くらいにはなりたいと思います!」
波瑠・松下「さすがですね~(笑)」
中川「いやいや、全然です…」
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