――高校の同級生の9人を巡る物語ですが、他のキャラクターもいそうなタイプですか?
犬飼「カジこと梶浦勇樹(中尾暢樹)は行きすぎたキャラですけど(笑)、いいアクセントになっているキャラクターですね」
ゆうたろう「ゆまちゃん(小川紗良)は確実にいますね。大学生にいそう(笑)」
犬飼「たぶん、たくさんいると思います」
ゆうたろう「僕はちはる(横田真悠)のキャラクターが好きです。ギャルで誰に対しても明るく接しますけど、どこか太陽くんと似ているところがあって、こういう子もいるなと思います」
――人生に勝ちたいマウンティング美人の純子(松田るか)はどうですか?
岡田「人によって幸せの価値観って全然違うと思うんですけど、劇中の言葉を借りれば、“ハイスペックの旦那”をもつことが大事な価値観の一つ。だから、僕は純子のような女性はちょっと…」
犬飼「純子はバツなんだね?」
岡田「そこは壮太郎目線なのか、岡田健史目線なのか分からないですけど、結婚はやっぱりお金とか関係なく、本当に好きなもの同士でしてほしいなと思ってしまうので、僕はまだ子供だなと思います。岡田健史は純子はバツです。ごめんなさい(笑)」
――カジの奥さんになった美由紀(堺小春)はどうですか?
岡田「美由紀は現場人気が高かったです。壮太郎世代はたぶん、ゆまや純子に行きがちですけど、年上のスタッフさんはこれだけ尽くしてくれる美由紀の方がいい!と言っている方が多かった」
ゆうたろう「落ち着きもすごかったですし。演じる小春ちゃんは9人の中で最年長だったこともあってか、大人の対応もすごくて、美由紀役にぴったりって言われてたんです」
岡田「だから、のちのち美由紀の裏の顔を知った時の壮太郎の心情は…(笑)」
ゆうたろう「あの時ね!」
岡田「その時の壮太郎の表情を見逃さないでください!でも、壮太郎も含めて強烈なキャラクターばかりで、現代社会のネット世代の縮図になっている気がするので、そういう風に見ていただけたらより面白いと思います」
――その中で、元体育会系のごっちんこと後藤良一(松大航也)は、普遍的なキャラクターのように感じました。
犬飼「そうですね。一番“人”っぽい人間かな?って思いますね。見えてくる裏の顔も裏じゃないというか、人間味のある裏なので、本当にいいヤツなんだなって」
岡田「確かに被害が一番ましかもね?でも、ごっちんはデカイ!元ラクビー部の設定だから、体を大きくしてきてたんだよね!腕すごい太かった」
ゆうたろう「ね!びっくりした」
岡田「あれは航也の手柄です!」
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