中山優馬、後輩・原嘉孝への“苦情”は「ずっと筋トレとギターやってて…芝居せい!」

2019/11/01 04:00 配信

芸能一般

【写真を見る】カッコいい変身ポーズを決める中山優馬


中山「すごくワクワクします」


今作は異星人や怪獣の襲撃を受けている近未来が舞台で、人類を守るために創設された「地球防衛軍」の苦情処理係の活躍を描くが、中山は「怪獣がリアルに出てきて、あらゆる手法を使って見せていくので、すごくワクワクします。

小さい頃に夢見た世界が舞台上にリアルで表現されているので、視覚的にも楽しめる作品だと思います」と手応えを感じている様子。

「KOKAMI@network vol.17 『地球防衛軍 苦情処理係』」フォトコールより


また、衣装もヒーローっぽいものだが暑いらしく、原は「汗っかきの2人(中山と原)なので、オープニングのダンスからダラダラでやってます」と告白。

すると、矢柴に「服のせいにしないでくれますか?」と諭され、鴻上からも「こちらとしては通気性を頑張ってできる限りのことをしたんですけど、そもそも原はどんなに寒くても雨でも稽古場ではタンクトップ。ミスタータンクトップと呼んでいる。衣装のせいじゃないんだよ!」と鋭いツッコミが。

しかも、原のためにタンクトップのシーンが作られたそうで、原は中山から「“見せ筋”作るため、急に筋トレ始めましたからね」と暴露され、爆笑していた。

劇中では、“ハイパーマン”というヒーローが出てくるが、鴻上は「ウルトラマンやセブンにリスぺクトをささげ、オマージュしました」と説明。

記者から中山が「変身ポーズをとるのでは?」と問われると、鴻上から「ハイパーマンなわけではないんだけど、もしそうならどんなポーズなの?」とリクエストされ、ヒーローポーズを披露する一幕も。

さらに、共演者陣は、中山が稽古場に弁当を持ってきて、玄米と白米を合わせて炊いたり、自分で魚を釣ってさばいたりしていることを暴露。

中山は「体調管理しないと。おかずはたくさん作って冷凍して。皆さんに振る舞えるようなものではないですけど」と“女子力”の高さを明かしていた。

今回、苦情処理係ということで、共演者への苦情を聞かれると、中山は「何もないですよ」と言いつつも事務所の後輩でもある原を名指し、「ずっと筋トレとギターやってて…芝居せいと! ずっと豆腐とチキン食べてる」と一喝。

原は「先輩のお芝居している姿を見ながらダンベル、一石二鳥じゃないですか!?」と悪びれもない感じで返し、記者陣の笑いを誘っていた。

ガッツポーズする中山優馬と原嘉孝


一方、原も中山に苦情があるそう。現場の席が、稽古初日の中山の「原の隣は嫌だ」という一言で矢柴の隣に座ることになったそうで、「やっと隣に座れると思ったのにかないませんでした。後ろから背中を見詰めてます」としょんぼり。だが、取材では隣だったため「うれしいです」と満面の笑みで答えていた。

最後には中山が自身にとってのヒーローを明かす一幕も。中山は「仮面ライダー」といい、「強さで人々を守る世界は、本当に憧れがありますね。この年になってその憧れが舞台上でかなうとは思いませんでした」としみじみ。

そして「見て元気になれる作品なので、ぜひ劇場まで足を運んでください」と笑顔で呼び掛けていた。

なお、「KOKAMI@network vol.17 『地球防衛軍 苦情処理係』」は11月2日(土)~11月24日(日)に東京・紀伊國屋サザンシアターにて上演される。