嵐や関ジャニ∞と同世代の屋良朝幸「ジャニーズにいる自分にしかできないパフォーマンスがきっとある」

2019/11/01 07:00 配信

バラエティー

「RIDE ON TIME」に出演する屋良朝幸(C)フジテレビ

11月8日(金)に放送される「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(毎週金曜夜0:55-1:25※8日(金)は夜1:05-1:35、フジテレビ)では、ジャニーズ事務所入所25年目を迎える“屋良朝幸”を特集することが分かった。

ジャニーズきってのダンススキルを持ち、俳優としても数多くの主演舞台をこなすパフォーマーでありながら、これまでの「One Love」の振付や、堂本光一主演のミュージカル「Endless SHOCK」の振付助手を行うなど振付師としても活躍する実力派である。

屋良は、関ジャニ∞滝沢秀明など、国民的アイドルとなった者たちと同世代で、仲間たちが華々しくデビューしていく中で、10代の頃からストリートダンスにのめり込み独自の道を突っ走ってきた。ジャニーズJr.時代に所属したユニット・Musical Academyでは、同じ志を持つメンバーとともに選曲や振付を自分たちで行い、ストリートダンスを取り入れたパフォーマンスを突き詰めた。

しかしその分、いわゆるアイドル路線からは遠ざかっていく。CDデビューはおろか、気がつけばコーンロウの髪型に鼻ピアスという風貌で、それを見たスタッフから雷を落とされたこともあったという。「やりたいことをやるならデビューしてからにしろ」と、ある先輩から言われた一言が今も胸に残るそう。屋良は「自分らしく生きること」と「アイドルとして生きること」の間で常に葛藤してきた様子だ。

2018年、そんな彼が自ら演出・プロデュースを手がけるエンターテインメントライブ「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」を開催した。それは屋良が長年愛してきたダンスパフォーマンスのイメージを具現化した全く新しい形のライブ空間だった。

ステージでは尊敬する音楽家m.c.A・Tが生み出すオリジナル楽曲をもとに近未来から1970年代に戻り、80年代、90年代、現代へ、時代の流れをダンス音楽と時代を映す衣装で見せ、やがて会場全体を巻き込んで観客までもが踊るという、まさにDISCOさながらの熱気のなかで、先頭切ってハイレベルなダンスに挑戦する屋良の姿はプロダンサーたちをも熱狂させ、大きな話題を呼んだ。