嵐や関ジャニ∞と同世代の屋良朝幸「ジャニーズにいる自分にしかできないパフォーマンスがきっとある」
2019年、3回目となる「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE 2019」の開催が決定。世界大会でタイトルを持つ超トップレベルのダンサーたちの参加も決まり、前回を超える演出とダンスに挑むことになる。メンバーには、プロダンサーのUNO、suzuyaka、MCいつか(Charisma.com)、DJ U-ICHI(HOME MADE 家族)が、ジャニーズからは俳優の浜中文一、関西ジャニーズJr.の草間リチャード敬太(Aぇ! group)、ジャニーズJr.の末武幸紘が屋良によって召集された。
最年少の末武は、メンバーとして選出された当時、まだ18歳で、屋良がレッスンで踊るジャニーズJr.の中から選び出した。「不安です…僕はジャニーズのバックで踊るダンスしか知らないので」と、これまで踊ってきたダンスとは別次元の振付に困惑する末武。しかし、屋良は躊躇なく新しいことに挑ませる。
ブレイクダンスの床技、プロダンサーとのダンスバトルと、苦戦する末武に対し、屋良は嬉々として反復練習に付き合う。「今回はバックじゃない。全員が主役。とにかく楽しめ」と、何かと受け身姿勢の末武に、屋良は再三語りかけた。
「より高いレベルを目指すならプロダンサーだけを集めた方がいいのではないか?」という質問に屋良は、「それはプロのダンサーがやればいいこと。色んな人間を集めてどんな化学反応が起こるのかを見たい。ジャニーズにいる自分にしかできないパフォーマンスがきっとある」と回答した。
若い頃から踊りが上手くなりたい一心で事務所外のレッスンに通い、むさぼるようにビデオを見ては新たな技に挑戦し、周りに何を言われようとも好きなダンスを追求してきた屋良が、最も大切にしているのは振りや形ではなく、とにかく楽しむこと。
自分が思い描く境地にメンバーを引き上げることができるのか、また、自分自身にも世界クラスのトップダンサーたちと共演するための過酷な練習が待っている。20年越しの思いを形にする全く新しいジャンルのステージ作りに挑んだ“屋良朝幸”の姿を追う。