レコード針の「ナガオカ」オーディオルームで聴くザ・ブルーハーツ、クイーン

2019/11/02 09:30 配信

音楽

「ザ・カセットテープ・ミュージック」(BS12 トゥエルビ)11月3日放送より(C)BS12 トゥエルビ

11月3日(日)放送の「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00、BS12 トゥエルビ)は、「世界の中心で、愛をさけぶおじさん」と題して放送。「おじさんだって、愛をさけびたい」ということで、「ラブソング」をテーマに据える。

オープニングは、東京・千駄ヶ谷のシーンから。今回は、マキタスポーツスージー鈴木、カセットガールのとんちゃんこと外岡えりかが、レコード針の世界シェア9割を誇るメーカー「株式会社ナガオカ」を訪問する。

株式会社ナガオカトレーディング・西武司さんによって、超高級機器が置かれたナガオカのオーディオルームに案内される3人。そこでレコードプレーヤーを目にしたとんちゃんは、「初めて見た!」と目を見張る。スージー鈴木マキタスポーツは「レコード聴きたい!」と訴え、持参したレコードを聴かせてもらう。

スージー鈴木リクエストの、学生時代に買ったという一枚はちょっと驚きの選択。マキタスポーツは、「いつかお金持ちになったら大スピーカーで聴いてみたいと思っていた」という外国曲をかけてもらう。そして、西さん選曲のビートルズナンバーもリスニングする。

特集テーマは「おじさんのラブソング」。マキタスポーツスージー鈴木がそれぞれの視点でセレクトした「ラブソング」を紹介していく。「ラブソングばかりを聴いているタイプではない」と自身を語るとんちゃんに、マキタスポーツは「そんな貴女に本当の愛を教えてあげる」とほくそ笑む。

スージー鈴木は1曲目に「昭和40年代生まれのラブアンセム」として、1987年、THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)を一躍世に知らしめたメジャーデビューシングル「リンダリンダ」を選択。おじさん2人は曲に合わせてピョンピョンと飛び跳ねてはしゃぐ。

マキタスポーツはラブソングを語る“照れ隠し”として「チャートデータによれば1980年代に比して1990年代はラブソング率が下がった」といった音楽分析を入れつつ、女性にモテるために活用してきたというラブソングナンバーを聴かせていく。

このほか、スージー鈴木はクイーンの中で最も好きだというデヴィッド・ボウイとの共作曲を熱く語り、マキタスポーツはパンクバンド・ばちかぶりの一曲を選んで「モテ活用曲には入れなかった大事な曲」として思い入れを述べていく。