30歳の田中れいな、モー娘。時代と変わらぬビジュアル。10代からの変化は「つんく♂さん眉だったのが…」<インタビュー>

2019/11/11 05:00 配信

アイドル インタビュー

あっという間の10年。気付いたら“元”モーニング娘。


モーニング娘。在籍の10年。コンサートに加え、テレビ、映画、舞台、声優など、さまざまな仕事をこなしていた。その経験は、卒業後の大きな糧となっている。

田中れいな:でも、モーニング娘。のときは仕事が舞い込んでくるのが当たり前で、その当たり前のありがたさが分からなかったんですよね。そのありがたみも、卒業してすぐに実感したわけでなく、ここ2、3年でのことです。

いろいろな舞台に出始めて、いろんなジャンルの方とお話をさせていただく機会が増えてから、一つ一つの仕事に対して、もっと何かを残していこうと考えられるようになったと思います。お仕事をする上で、私を選んでいただいたことに、しっかり応えようって。モーニング娘。のときもその気持ちで出ていましたけど、今は意識の強さが違いますね。言われたからでなく、自分の意思で、ここで何をして、何を残せるのか。

ルックスは変わらずとも、内面の変化は大きい。「いろいろな舞台に出るようになり、しっかり応えられるようにという意識がより強くなりました」(田中れいな)


――今振り返って、特に思い出される仕事は何がありますか?

田中:そんなの多過ぎて話しきれません(笑)。デビューから17年ですよ。30歳にならなくても、私はモーニング娘。を卒業した時点で加入当時のことがもう懐かしかったです。

――コンサート以外のことでは?

田中:家の整理でいろいろなものが出てきて、こんなお仕事もしたなっていうのは思い返しました。写真集ではいろいろな服を着て、水着も着たし。声優のお仕事、スポーツの応援(2006年、世界バレー応援サポーター / 2005年、楽天球団応援歌)もしたな、とか。

私(6期メンバー)のお披露目はさいたまスーパーアリーナだったし、そういう経験って、やりたいからといってできることではないし、すごい経験だったと思うんです。でも、デビューのときの風景は断片的にしか覚えていないんですよね。多分、やらされてる感満載だったところもあると思うので(笑)、今の自分でもう一度やり直せればいいのになって思いますね。

モーニング娘。の10年間はいろいろなことを一気に経験して、あっという間に卒業。気付けば「“元”モーニング娘。だ」みたいな感じです。