14歳のお市は天真爛漫。“妹感”は今回の見どころに
出演する舞台「信長の野望・大志」は、同名の歴史ゲームをモチーフに描くオリジナルの戦国絵巻シリーズ。今回は「桶狭間の戦い」に行く過程を、織田信長視点のSIDE信長、織田信行視点のSIDE信行の2パターン公演で披露する。物語の中、田中れいなが演じるお市は13歳、14歳頃の少女時代に戻るという。
田中れいな:14歳の市は、天真爛漫。姫だけど、所作も姫っぽくないですし、本当に元気な女の子ですね。とにかく信行兄(にい)が大好きな子で。今までの3作は信長兄に寄り添って、背中を押す役どころでしたけど、今回は信行兄には甘えるけど、信長兄には壁を作っている感じです。
もっと小さい頃の幼少期、少女時代、大人の市がシーンによって混ざってくるんですけど、大人の市には信行兄に懐いていた小さい頃のことをあまり覚えていないんですよね。そういうのは、私的には寂しいなって思っちゃいます。
――幼少期、少女時代のお市をどう表現するか。演技のプランは固まっていますか?
田中:子供の市と大人の市の差が伝わるように、子供の市は3歳児くらいの勢いでお芝居を作っています。13歳、14歳って、実際はしっかりしゃべれる年ですけど、変化が小さいと分かりづらいだろうなって。アホではないけど、舌っ足らずに「あにうえ~」っていう感じで大げさに。
2作目の「冬の陣」で幼少期の市を少し見せましたけど、それ以上に子供というか。あのときはただ勝気な子でしたけど、今回は甘える妹の姿になっていて、そこは今までの3作では出していなかった市の姿ですね。
――「冬の陣」幼少期のお市はかわいいと評判だったので、ファンは楽しみにしていると思います。ちなみに、SIDE信長とSIDE信行、どちらの出番が多いですか?
田中:今回は、どちらかというと信行のほうですね。
――では、舞台全体の見どころはどんなところになりますか?
田中:やっぱり視点違いの2パターン公演ですが、今回は今まで以上に、両サイドを見たときの「そうだったのか!」という驚きが大きいと思います。
私、歴史に疎いから、いつも台本を読みながらカイちゃん(信長役・鶏冠井孝介)たちに「ここってどういうこと?」って教えてもらってるんですよ。そこで分かる驚きが今まで以上に大きくて、答えが一致したとき、「信行って、そんな気持ちだったんだ…」ってすごく切ない気持ちになったんですよね。だから、皆さんも「よく分からないな」と思わずに、ちゃんと両サイドを見て、答えを導き出してほしいと思います。
<東京公演>
2019年11月14日(木)~20日(水) ※全10公演
かめありリリオホール
(東京都葛飾区亀有3-26-1 JR亀有駅南口イトーヨーカドー9F)
<名古屋公演>
2019年11月23日(土) ※昼夜2公演
名古屋特殊陶業市民会館 ビレッジホール
(愛知県名古屋市中区金山1丁目5-1)
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