佐藤健が主演を務める映画「ひとよ」が、11月8日(金)より全国ロードショーとなる。
映画「ひとよ」は、劇作家の桑原裕子率いる劇団KAKUTAの舞台劇を、白石和彌監督&佐藤健主演で映画化。一夜にして激変する家族の運命を通し、尊くも時に残酷な“家族の絆”、そして言葉にできない“究極の愛”を観る者全てに問いかけるヒューマンドラマとなっている。
母の事件の日から心に傷を隠したまま大人になった3兄妹の次男・雄二役を佐藤健、長男・大樹を鈴木亮平、長女・園子を松岡茉優が演じる。
そして、子供たちの幸せを信じて父を殺害した母・こはるを田中裕子が演じ、そうそうたる演技派俳優が集結しているのも、作品の見どころの一つだ。
主演を務める佐藤は、映画について「シリアスなテーマでありながら幾つか笑えるシーンもありますし。家族って、いいときもあれば、そうじゃないときもある。昨日笑っていたと思ったら、今日は喧嘩したりとか、また次の日になったら笑い合っているみたいなところがありますよね。
この作品もまさにそういうことを、普通に無理のない範囲で描いていると思いました。それに登場するみんな難ありですが、全員が愛おしく思えて共感もできます。なかなかそういう作品はありません。最後のシーンは理屈抜きですごく感動しました」と語る。
また、白石監督のイメージについて聞かれると「面白い作品を連発している監督ですね。白石作品はバイオレンスとかドラッグとか、そういう刺激的なことが注目されがちですが、僕は白石監督ってミステリーがすごくうまいんじゃないかと思っています。
そんな白石監督は、“アクションを撮りたい、佐藤健のヤクザが見たい”とおっしゃってくださいました」と、リクエストともラブコールとも取れる白石監督の発言を暴露!
だが佐藤は「僕はヤクザじゃなくてもアクションじゃなくても、また白石監督とご一緒できたらいいなと思っています」と、あくまで彼らしい穏やかな口調で語っていた。
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