11月9日(土)にNHK総合にて「少年寅次郎」(毎週土曜夜9:00-9:50)の第4話が放送される。
国民的映画「男はつらいよ」シリーズで監督を務めた山田洋次が主人公・寅次郎の少年期を描いた「悪童 小説寅次郎の告白」をドラマ化した同作は、岡田惠和が脚本を手掛け、寅次郎の出生の秘密から戦争を挟んだ“悪ガキ”時代、そして妹のさくらに見送られて葛飾柴又から旅立つ14歳までを描く。
1936年の226事件の前夜、葛飾柴又の帝釈天の参道にある団子店・くるまやの軒下に置かれていた赤ん坊は光子(井上真央)に拾われる。寅次郎と名付けられた赤ん坊は車家で育てられる。第4話(11月9日[土]放送)では、中学2年生になった寅次郎(井上優吏)が大好きな担任の散歩先生(岸谷五朗)に呼ばれ、生みの親であるお菊(山田真歩)と再会することとなる。
お菊を演じる山田は、「私の38年間の人生を込めて演じました」とコメント。
制作統括の小松昌代氏は「山田真歩さんがお菊を演じると知ってから、4話におけるお菊のシーンが増えました。脚本家の想像力を掻き立てたのです。思いもよらぬ場面が追加されました」とエピソードを明かす。
そして、「散歩先生は両者の気持ちを痛いほど感じながら、どのような態度に出るか。見ている方と同じような目線で、どうするのか。岸谷五朗さんを迎え、この三人の場面は一層豊かになりました」と見どころをアピールした。
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