「おっさんずラブ-in the sky-」田中圭「鋼太郎さんと芝居をしてみて、ただただ懐かしい!と思いました」【インタビュー】

2019/11/09 12:00 配信

ドラマ

11/2からスタートし、話題を集めるドラマ「おっさんずラブ –in the sky–」(テレビ朝日系)。'16年の単発ドラマ、'18年の連続ドラマおよび、今年公開された劇場版に続いて主人公・春田創一を演じるのは、本シリーズの顔ともいえる田中圭。今回は物語の舞台を〝空〟に移し、キャストも一新、春田の職業が新人CAになるといった設定も大きく変わることから、クランクイン前は「(春田を)どう演じようか、正直迷っています」と話していた。撮影が始まった今、その迷いに答えは出たのだろうか。クランクイン後の田中にインタビューを行った。

春田創一を演じる田中圭撮影=諸井純二


「今も悩んでいます。でも、考えても仕方がないので。やっぱり、台本上の文字として読むよりも、現場で実際に相手がいるところで生まれることが全てですから。なので、このシーンはこう見せたいとか、こういう芝居をしたいとかは一切考えず、ノープランで臨んでいます」

そんな中、田中と同じく前作から続投となるのが、黒澤武蔵役の吉田鋼太郎。今作での黒澤は、部長ではなくキャプテン(機長)となり、また新たに春田に恋をする。

「久しぶりに鋼太郎さんと芝居をしてみて、ただただ懐かしい!と思いました。もちろん、物語の中での武蔵と春田は〝初めまして〟なのですが、出会いから告白まで、鋼太郎さんと僕はこれまでに何度かやってきていますから。そのシーンの撮影では、そうそう、鋼太郎さんはこういう感じだ!と思って、すごく懐かしくなりました。これが〝おっさんずラブ〟なんだよなと。この作品は、僕個人としてはヒロイン・武蔵の話だと思っていて。武蔵が恋をして、乙女になったりするという〝おっさん〟の〝ラブ〟(笑)。今回の鋼太郎さんもゴリゴリのヒロインなので、とても面白いです」

黒澤といえば、これまで春田のことを〝はるたん〟と呼ぶのが印象的だが、今作での呼び名はどうなるのだろうか?

「今のところ〝はるたん〟も、別の呼び方も出てきていないです。多分、単純に脚本の徳尾(浩司)さんとプロデューサーの貴島(彩理)さんが、どう呼ばせるか迷っているんだと思います。でなければ、武蔵の場合、早々に呼んでいてもおかしくないので(笑)。僕の予想? 僕自身は全く別の呼び方でも面白いと思うのですが、巡り巡って〝はるたん〟になりそうな気がします」