――他に、改名によって変わったことは?
しより:「大革命」をつけたことによって、SNSでライブの感想とかのエゴサーチがしやすくなりました(笑)。
――「つぼみ」だけだと、セクシー女優のつぼみさんもいますからね。
しより:そうなんです。実はそれも改名の理由の一つで。
水森依音:でも、改名する直前に一度、つぼみさんとごあいさつする機会があったんですよ。
吉岡久美子:私たちがリリースイベントをしているときに、偶然同じビルの別の階で、つぼみさんもイベントをされていて。楽屋にあいさつに伺って、「同じ名前ですみません」って言ったら、私たちのことを知ってくれていたんです。
岡本りん:めちゃくちゃいい人だったよね。
杉山優華:そのときはもう改名が決まっていたので、貴重な思い出になりましたね。
――皆さんは吉本興業所属のアイドルですが、お笑いの事務所ならではのメリット、デメリットは?
恵梨華:メリットはかなりありますね。私たちのことは知らなくても、吉本所属っていうと、「めっちゃすごい!」ってなったり。
吉岡:デメリットとしては、「おもろい子たち」と思われて、ハードルが上がりがちっていう(笑)。「一発芸お願いします」的なこともよく言われますし。でも、私たちはコントも頑張っているので、そこも武器にしていきたいとは思ってるんですけど。
松下千紘:ルミネtheよしもとや、なんばグランド花月に立てるチャンスがあるのも、すごく大きなメリットやと思います。子供の頃から見ていた吉本新喜劇と同じステージに、しかも自分たちのワンマンライブで立てるっていうのは、改めて考えるとすごいことやなって。
水森:私たちはこれまで、吉本の芸人さんと同じような下積みをしてるんですよ。なんばグランド花月の前で呼び込みをやったり、チラシ配りをしたり。そういう面では、他のアイドルの方たちよりも、たくましく育ったんじゃないかなって思います。
杉山:アイドルのレッスンっていうと、歌とダンスが普通やと思うんですけど、私たちの場合はトークのレッスンっていうのがあって。エピソードトークを披露して、ダメだったらもう一回違うネタでトライするんです。先生がOKって言うまでしゃべり続けるという、地獄の時間が続いたこともありました。
しより:でも、そのスパルタ教育のおかげで、どこの舞台に立っても怖くなくなりましたね。
――かわいがってくれる芸人の先輩も多いようですね。ちゃらんぽらん冨好さんとか。
吉岡:めっちゃリサーチしてる!(笑)
杉山:冨好さんは、一番多く共演させていただいている芸人さんなんです。
吉岡:他にも、なんばグランド花月に行くと、西川きよし師匠や桂文枝師匠といった神様のような方たちが声をかけてくださるんですよ。「おまえら、元気にやっとるか。元気に笑顔でやっとったら、きっとええことあるぞ」って。もうそのお言葉だけでご利益がありますよね(笑)。
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