本作で描かれる「ヘッドハンター」という仕事に対しての印象を聞かれると、松下は「ドラマをやらせていただくまで、ヘッドハンターという職業があることも知りませんでした。
演じていく中で、こんなにも自分の足で歩いて、いろんなことを調べて、その人に興味を持っていろんな広がりを見つける、自分自身でこんなにも変われる職業なんだなということにすごく驚きました。
だから、知識や知恵が抱負だったり、いろんなことを知っていないと出来ないし、(ヘッドハンティング候補者「キャンディデイト」との)相性もあるだろうし、人の人生を預かる仕事がこんなにも大変で、苦労することも多いんだなっていうのを感じましたし、うまく結びついた時の達成感も素晴らしいんだろうなと感じさせていただきました」と告白。
内田も「私もヘッドハンターの知識は皆さんと同じように無かったんですけど、今回ヘッドハントする人の人生をアシストする役を演じてみて、その人のスキルやポテンシャルをさらに活かせるようにする、すごく素敵なお仕事なんだなと思いました。そういう場面にたくさん出くわすことができるので感動しました」と明かす。
小手は「僕自身、正直ヘッドハンティングというものについて固定観念がありまして。『引き抜く』ってことに対してちょっと闇のイメージを持っていたんですね。
終身雇用とか、『一度入った会社に義理を尽くす』みたいな親世代の考え方があったんですけど、このドラマで体験したヘッドハンターというお仕事が、そうした僕の固定観念を覆したというか。
こんなにも前向きに人の人生を預かる、すごく素敵なお仕事なんだなと知ることができてよかったです。『引き抜き屋』ってタイトルですけど、僕の中では『出会わせ屋』みたいなイメージで。
いきなりタイトルを否定しているわけじゃないんですけど(笑)、本当に人と人を出会わせる、マッチングを素敵に描いている作品だと思いました」と、いい意味でイメージが変わった様子。
そんな中、渡部は「僕は敏腕ヘッドハンターの役を演じていたんですけど、小手さんがライバルで。ただ、(二人並ぶと)どうしても僕の方が優秀に見えてしまって…(笑)」と小手をイジる場面も。
すると小手は「それはしょうがないです(笑)」と返し、渡部は「ウソですウソです(笑)。まあ楽しくやっていました」と、仲の良さそうな掛け合いを見せていた。
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