日比美思「役者続けたい気持ちつながった」“3年A組”菅田将暉のアドリブメッセージ<Interview>

2019/11/29 07:05 配信

芸能一般 インタビュー

日比美思が出演する舞台「ミー・アット・ザ・ズー」について語る


元Dream5のメンバーで現在は女優の日比美思が、12月4日(水)に幕が上がる舞台「ミー・アット・ザ・ズー」に出演する。

2019年は芸能生活10周年のアニバーサリー。生徒役で出演していたドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(2019年1月~3月、日本テレビ系)は放映されるたびにネットがバズり、今年上半期の大きな話題になった。

グループ時代に社会現象を巻き起こしたアニメ「妖怪ウォッチ」の「ようかい体操第一」のメガヒットから、もう5年。グループ解散後は女優に転身した日比は、進化の真っ最中だ。

心に刺さる瞬間がたくさん


日比美思


――舞台の初日に向けて、今は稽古の毎日ですね。

そうですね。「悪い芝居」さんの舞台には初めて出させていただくんですけど、今回は生演奏が加わって、ゾワゾワと鳥肌が立って、心に刺さる瞬間がたくさんあります。演奏も、音楽のリズムで取るというより、役者さんのせりふに合わせて音楽を乗せていただくシーンもたくさんあるので、ライブ感も楽しんでいただけます。

とにかく格好良い! セットもバンドも。そこに役者さんが熱を発揮するんだから、ドキドキしますね。

――音楽が生だと、通常の舞台より迫力が増すでしょうね。

迫力が全然違いますね。バンドの皆さんも一緒にお芝居をしていただいているんだなというのを感じます。曲として一曲一曲あるんですけど、演奏として引き立っているのに、お芝居の中に溶け込んでいる。音楽をずっとやっている方って、やっぱりすごいんだなぁと感じました。

――本作の大筋の内容と、演じる役の性格などを教えてください。

私は動物が大好きな動物園の飼育員で、“孤村直”という役を演じます。この子は、思ったことに対して素直で忠実なんですけど、伝え方や言葉の選び方が人と少し違っていて、今まで演じたことがない役です。

正直、まだ探り探りではありますけど、作・演出の山崎彬さんからいろいろ言葉をいただいて、一回持ち帰って、考えて、自分の中で筋を通して、それを皆さんと合わせていく。成り立った瞬間は、すごく気持ちいいです。

――現在は稽古の真っ最中ですが、Twitterやインスタを見ていると、毎日必死なのが伝わってきます。

あはは(笑)。舞台は1年半ぶりで、この間はドラマや映画の撮影をしていたんですけど、舞台の稽古に入った時は、思った以上に体が動かなかったんですよ。舞台ってすごく遠いところにまでお客さんがいて、その全員に伝えるためには誇張する部分も必要で。そこがまだ足りてない。

皆さんのお力を借りつつ、試行錯誤しながら、なんとか勘を取り戻している最中ではあります。

関連人物