“スプーンに映った小栗旬”が本家と勝負!? 霜降り明星・粗品「1万人の第九」で詩の朗読に挑戦

2019/11/22 19:25 配信

バラエティー

「サントリー1万人の第九」(12月21日[土]、MBS・TBS系)で“朗読ゲスト”を務める霜降り明星・粗品


2019年12月1日(日)、大阪・大阪城ホールにて開催される、第37回「サントリー1万人の第九」。12月21日(土)には、MBS・TBS系にて放送される。1983年の第1回開催以来、師走の風物詩となった本イベントは、ベートーヴェンの「第九(交響曲第9番ニ短調作品125)」を、まさに1万人が合唱する一大コンサート。1999年以降は日本を代表する指揮者・佐渡裕が総監督・指揮を務めている。

このイベントで、2013年から行われているのが“詩の朗読”。毎年豪華ゲストが舞台に立ち、「第九」の第四楽章で合唱されるシラーの詩「歓喜に寄せて」を翻訳した「よろこびのうた」を読み上げる。これまでの朗読ゲストは、仲間由紀恵井川遥栗山千明佐々木蔵之介小栗旬有働由美子というそうそうたる顔触れが務めてきたが、今年は霜降り明星粗品が担当することに。史上最年少にして初の芸人の朗読ゲストという大抜擢だが、実は本サイト「ザテレビジョン」のインタビュー記事が、そのきっかけを作ったという。

そんな中、粗品の取材会が都内で実施。「1万人の第九」や、総監督・佐渡裕への思い、またクラシック音楽への憧れ、漫才とクラシックの共通点などについて、熱く語ってくれた。

「長い歴史を持つ番組を台無しにしてはいけないというプレッシャーがとにかくあります」


――憧れの「1万人の第九」の朗読ゲストに選ばれた今の心境は?

粗品:とても光栄です。そして、非常に楽しみです。ただ、長い歴史を持つ番組の中で、そうそうたる方々が務められてきた“朗読”という大役ですので、番組を台無しにしてはいけないというプレッシャーがとにかくあります。だから、普段の仕事とは全く別の脳みそを使って、一生懸命やらせていただきたいと思っています。

――なんでも、われわれザテレビジョンが取材したインタビュー記事がきっかけで、今回の出演が決まったそうですね。

粗品:そうなんです。ザテレビジョンさんに、全く関係ない話題でインタビューしてもらったとき(2019年5月17日配信「M-1&R-1 二冠制覇で各界が注目! 霜降り明星粗品の「ゲーム愛」と「今一番出たいテレビ番組」」)で、「出てみたいテレビ番組は?」という質問に、「『1万人の第九』です」って答えたんですね。僕は、もともと「1万人の第九」がめっちゃ好きで、ただ真面目に言うただけなんですけど、その記事をたまたま佐渡裕先生が見てくださっていたらしくて。それでなんと佐渡先生から直接オファーを頂いたんです。佐渡先生のこともめちゃくちゃリスペクトしているので、本当にうれしかったですし、何でも口に出して言うとくもんやなって思いましたね。次は「SASUKE」(TBS系)に出たいです(笑)。