――朗読の練習はもう始まっているんですか。
粗品:実は今日が初めての打ち合わせで、どんな感じにするかっていう話をしました。滑舌には自信があるんですが、ドギツイ関西弁が出てしまうと、「第九」の世界観が台無しなので(笑)、そこは練習しないといけないかなと。
――標準語での朗読ということでしょうか?
粗品:そうですね。「おまんがな」とか「何してまんねん」とかは言わないようにしたいです(笑)。とにかく、朗読というものを今までしたことがないので、どれだけの表現が自分にできるかですよね。
――芸人初の朗読ゲストということで、このことを自慢したい芸人仲間はいますか?
粗品:う~ん、(コロコロチキチキペッパーズ・)ナダルですかね。あいつも声に自信があると思うので、ナレーションとか朗読の仕事をやりたいはずなんですよ。でも、おまえには無理だぞ、と。もしナダルが朗読しだしたら、1万人のうち6000人が帰り始めると思うんで(笑)。「『1万人の第九』は、俺みたいなちゃんとした芸人がやる番組なんだ」と言いたいです。
――先ほど「『SASUKE』にも出たい」とおっしゃっていましたが、他に出演したい番組があれば教えてください。
粗品:ここは言うとかなアカンな…。やっぱり、クラシック音楽に関する番組をやってみたいというのはありますね。クラシックはまだまだポピュラーじゃないので、僕が番組で紹介することで、クラシックの魅力を広めていけたらと思います。
あとは全然関係ないですけど、ギャンブル番組も目標の一つです。パチンコ、競馬、競艇、スロット、どれも好きなので、MBSさん、ぜひギャンブルの番組を企画して、僕を使ってください!(笑)
――新たな目標として、「『第九』の指揮を取る」というのはどうですか?
粗品:いやいや、佐渡裕先生がいらっしゃる限り、めっそうもないですよ。恐れ多いです。夢の夢の、そのまた夢ですね。でも、オーケストラの指揮はいつか何らかの形でやってみたいと思っています。
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