なお、インタビューにもある通り、「サントリー1万人の第九」のトークコーナーでは、粗品と相方・せいやの二人で、霜降り明星としてステージに登場することも決定。これを受けて、せいやからも喜びのコメントが到着した。
――「1万人の第九」の舞台に立つことが決まった今の率直な感想をお聞かせください。
せいや:歴史ある番組ですし、オーケストラですから、普段出ているお笑いの劇場よりもやっぱり“品”があると思うんですよ。振り幅はいろいろあると思いますけど、自分の中でMAXの“品”を出した笑いにはしたいです。現場の空気を楽しんで、世界観に入っていけるようにしたいですね。
――相方の粗品さんは詩の朗読も担当されますね。
せいや:粗品は「指揮者が好き」ってずっと言ってたので、何より「夢叶ってよかったな!」って思います。当日は、粗品は芸人というより“音楽好きの青年”みたいな感じになるのかなと思いますね。だから僕も、いい意味で引きに回るというか、茶化さないように耐えます(笑)。
――粗品さんは、ザテレビジョンのインタビューで「『1万人の第九』に出たい」と語ったことで今回の出演が決まりました。せいやさんが今出てみたい番組は?
せいや:出てみたい番組はたくさんあるんですが、映画やドラマにも出てみたいですね。「釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜」(2015年、テレビ東京系)とか「深夜食堂」(2009年ほか、TBSほか)とか、渋いドラマが好きなんですよね。あとは、「ドラえもん」(テレビ朝日系)みたいなアニメ映画の声優や、旅番組のナレーションにも挑戦したいです。
――粗品さんはクラシック好きと公言されていますが、せいやさんは、音楽へのこだわりは?
せいや:古い曲とか歌謡曲が好きですね。僕、アグネス・チャンさんのファンクラブに入ってるんですよ。20代では珍しいと思うんですけど。アグネスの曲は全部イントロ5秒で答えられます。ちなみに、初めて携帯でダウンロードした曲は、西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」でした。
あと、「出てみたい番組」の話に戻っちゃいますけど、今、テレビが高齢化してるじゃないですか。だからそのニーズに合わせた歌番組をやりたいなっていう夢があって。僕たちみたいな若い人間がやるからこそ、若者のことを置いていかない番組になると思うし、今の若い人たちが昭和の歌謡曲を好きになったら、「やっぱりいい!」って再ブームが来るんじゃないかと。そんな歌番組のMCを20代のうちにやってみたいです。
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