森七菜、映画「ラストレター」で歌手デビュー!「お芝居をするような感覚で歌いました」

2019/11/22 15:13 配信

映画

主題歌「カエルノウタ」の作曲を担当した小林武史、歌手デビューとなる森七菜、作詞を手掛けた岩井俊二(写真左から)(C)2020「ラストレター」製作委員会

映画「天気の子」(2019年)のヒロイン役で注目を集め、活躍が期待される新人女優の森七菜が、自身も出演している岩井俊二監督最新作「ラストレター」(2020年1月17日[金]公開)の主題歌で歌手デビューすることが決定した。

2020年1月15日(水)にリリースされる主題歌「カエルノウタ」は、作詞を岩井、作曲を本映画の音楽を務める小林武史が担当。

カップリングには、小泉今日子の「あなたに会えてよかった」、荒井由実(現:松任谷由実)の「返事はいらない」のカバーが収録される。

森が主題歌を歌うことになった経緯について、企画・プロデュース担当の川村元気は下記のように語っている。

川村元気コメント


「スワロウテイル」におけるYEN TOWN BAND、「リリイ・シュシュのすべて」から生まれたリリイ・シュシュ、岩井俊二監督作品から、いつもすばらしい音楽が生まれてきた。

では「ラストレター」からはどんな音楽が生まれるのか。

岩井俊二小林武史と話し合いを続けた。たくさんのアーティストが主題歌の候補として挙がる中、答えが目の前にあることに気付いた。

「試しに」と歌ってもらった森七菜の歌声には、少年と少女の間をたゆたうようなみずみずしさと、誰にもまねできない力強さがあった。

その声にひきつけられて、岩井俊二がおとぎ話のような歌詞を書き、小林武史が映画の世界観を投影したメロディーをつけた。エンドロールにこの主題歌が流れたときに、ついに“岩井俊二監督作品”が完成したのだと感じた。