一岡伶奈、ゴールデンボンバーのパフォーマンスに「これだ!」<BEYOOOOONDSインタビュー後編>

2019/11/25 12:05 配信

アイドル

BEYOOOOONDSの前田こころ、平井美葉、西田汐里、一岡伶奈(写真左から)が怒濤の1年を振り返り撮影=佐藤友昭


8月にリリースしたデビューシングル「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」がオリコン週間シングルランキングで1位を獲得し、勢いそのままに11月27日(水)にファーストアルバム『BEYOOOOOND1St』をリリースするハロー!プロジェクトの12人組新グループ・BEYOOOOONDS

今回は一岡伶奈西田汐里前田こころ平井美葉のインタビューの後編。グループ結成から今回のアルバム発売まで、怒濤の1年を振り返ってもらった。

「この1年は、どこを切り取っても本当に幸せでした」(平井)


BEYOOOOONDSインタビュー前編>の続き。

――結成、メジャーデビュー、チャートで1位獲得と、昨年末から怒濤の1年を過ごしていると思います。この1年を振り返ってみていかがでしょうか?

一岡:何か、あっという間でした。それこそ、私と高瀬くるみちゃん、清野桃々姫ちゃんの3人は、BEYOOOOONDSの名前が決まる前の2017年の5月にデビューすることが決まっていたんです。そこから1年半ぐらいの期間があったので、すごく長く感じていましたね。

ハロー!プロジェクトのコンサートに参加しても私たちにはグループ名がないので、“自分の名前”で出ているみたいな感じ。そのころは「いつかグループとしてハロー!プロジェクトのコンサートに参加できるようになりたいね」って言っていたので、BEYOOOOONDSとして実現してからは目まぐるしく世界が変わった感じがします。

西田:すごく濃過ぎたというか1年にいろいろあり過ぎて、「思い出を1つあげるなら?」って質問をされると、全然選べないくらい。私的には、夏が一番大変だったかな。暑い中、野外でのイベントが続いたり、いろんなことがありました。それをみんなで一生懸命乗り越えてきたので、メンバー同士の絆がすごく深まった1年だったと思いますね。

平井:BEYOOOOONDSとか、CHICA#TETSU、雨ノ森 川海っていう名前が決まったとき、私たちはちょうどオーディション期間でした。なので「自分たちが入ろうとしているグループはこういう名前で、こういうメンバーがいて…」みたいな、そういうことを思っていましたね。

実際に自分がメンバーとして加入したら、こんなに自分をさらけ出せる場所はないなと思いました。人前でパフォーマンスするということが本当に初めてだったので、すごく充実してて。

前田:平井美葉ちゃんたちが入ったときは、敬語だったりとか、ちょっと全員に距離感があったよね。だから、1年後にこんなにも距離が近づいているっていう想像ができなかった(笑)。

いろんなことがあって家族みたいな存在になっていって、本当にメンバーのことがどんどん大好きになっています! 何かもう愛おしいというか本当に「みんな、いい人たちだな」って。改めて、この1年を通して感じていますね。

西田:うん。平井美葉ちゃんとか、オーディションメンバーが入ってきて1年しか経っていないのがすごい違和感。もうずっと一緒にいるっていう風に思ってしまうぐらい、距離感が近い。「このメンバーといると安心できるな」っていうメンバーなので、すごく楽しく過ごせていますね。結成からずっと突っ走ってきたんですけど、急ブレーキが掛かることもなく、ここまで来られました!

前田:本当に、まだ1年なんですけど「何年一緒にいるんだろう」みたいな感覚になっちゃうよね。多分、つらいことはあったとは思うんですけど、それも消し去るぐらいに楽しいことがあり過ぎて、本当に充実した1年だったなって思います!

平井:私、よく声が小さいっていう風にイジられるんですけど、普通の日常生活だったら困らない程度の声量なんですよ。こういうのも入ってみなきゃ分からなかったというか、「あ、私って声小さいんだ」「すごく泣き虫だったんだ」とか、自分を振り返る1年にもなったなと思います。

入った当初は「声が小さいって嫌だな」みたいに思っていたんですけど、そういった部分をファンの皆さんから「面白いね」「そういうところがきっかけで好きになったんだよ」とか言ってもらえると、これが私らしさにつながってるんだって思えますよね。

一岡:メジャーデビューもして、いろんなことに挑戦させていただきました。リリースイベントもずっとやってみたかったことの1つですし、BEYOOOOONDSが主演の舞台(「不思議の国のアリスたち」)もやらさせていただきました。今年は“初めての○○”みたいな出来事がすごく多かったなって。来年もこの勢いを残したまま、もっといろいろなことに挑戦できたらいいなと思います。

平井:パフォーマンスとかステージに立つことを一年弱ぐらいやってきて、自分の成長を感じたりすることができました。今回のアルバムのレコーディングでも「音域が広がったね」って言っていただけたんです。

私は音域が極狭なんですけど、でも「こんな音も出るようになったんだ」とか言われると、自分で言うのも変ですけど、「ここに入って自分は頑張っているんだな」みたいな感じがしています。この1年は、どこを切り取っても本当に幸せでしたね。