――そして、放送される東京国際フォーラムでの公演はどんなコンサートになりそうですか?
東京国際フォーラムでリハーサルをすると、2階席の奥まで見えて、「これだけのお客さんをどうやって満足させるか」という恐怖を感じます。ただ、ここ数年でだんだん“マイホール”になってきたという感触はありますね。驚くことにチケットもソールドアウトで、ようやく皆さんが僕の歌を先入観なしにフラットに聴いてくれるようになったような、そんな空気を感じています。歌手生活46年ですが、「なんだ、ここから働かなきゃいけないんだ。これまでの活動はキャンペーンみたいなものだったのか」と思うと愕然としますが、今回はツアーファイナルだからと言って無理をせず、背伸びをせず、“等身大のさだまさし”を手渡しするようなコンサートになればいいなと思います。
公演の放送に先立ち、さだ本人がコンサートの魅力を語る予習番組も無料放送。4400回を超える日本で最も多くのソロコンサートを行い、記録を伸ばし続けるさだまさし。予習番組では、デビュー46周年を迎えてなおステージで多くの人々を魅了する秘密に迫る。
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