<セブンルール>“女性の救急医のパイオニア”に密着!「私達が断った患者さんは行くところがなくなってしまう」

2019/11/26 16:53 配信

バラエティー

“医者”になることは幼い頃からの夢だったという(C)カンテレ

11月26日(火)放送の「セブンルール」(毎週火曜夜11:00-11:30、フジテレビ系)は、湘南の救命救急センターで働く寺根亜弥さんに密着。

過酷な現場に打ちのめされた過去も...


神奈川・湘南鎌倉総合病院にある救命救急センター“湘南ER”は、「24時間365日、全ての患者を受け入れる」ことを使命とし、救急搬送される患者の受け入れ数は年間1万4千人超という日本一の数字。この緊迫した現場で、救急医を務めるのが寺根さんだ。

女性の救急医自体が全国でも少ない中、30歳という若さで現場リーダーを担い、絶え間なく運ばれる救急患者の命を救い続けている。

石川・金沢市で生まれた寺根さんは、近所の“赤ひげ先生”のような医師と出会い、多くの人を助けたいと救急医の道を志した。彼女が救急医として勤務する湘南ERは、専門医がいないことを理由に他の病院では断られてしまう患者も受け入れるため、地元だけでなく近隣の自治体から搬送される患者が数多く、地域の救急医療の“最後の砦”となっている。

「私達が断った患者さんは行くところがなくなってしまう」と話す寺根さん。

ここに入った当初は、過酷な現場で満足に動けず、打ちのめされたこともあったというが、今では現場リーダーとして同僚医師からも絶大な信頼を寄せられている。

そんな彼女は今、気になっていることがあるという。それは、社会問題となった医学部入試での女性差別。女医を取り巻く環境は厳しいと実感しながら、彼女自身も妊娠9カ月と、人生の転機を迎えていた。そんな彼女の7つのルールに迫る。