今年一番聞かれた曲は? Spotify年間ランキングに2019年を彩るアーティストが勢ぞろい!

2019/12/03 18:59 配信

音楽

Spotifyが2019年の年間ランキングを発表!

今年最も聞かれたのは“顔面タトゥー”のあの人!


一方、世界に目を向けると、アメリカの人気ラッパーであるポスト・マローンが2019年の「世界で最も再生されたアーティスト」に輝いた。

今年だけで実に65億回以上も楽曲が再生されただけでなく、最新アルバム『Hollywood's Bleeding』も配信からわずか12週ながら「世界で最も再生されたアルバム」の第2位にランクイン。まさに今年の顔と言える活躍を見せた。

また、ビリー・アイリッシュアリアナ・グランデがそれぞれ「世界で最も再生されたアーティスト」の第2位、第3位となるなど、女性アーティストの活躍も目立つ一年に。

中でもビリー・アイリッシュは、若干17歳ながらいわゆる「Z世代」を中心とする若者のカリスマとして絶大な支持を集め、アルバム『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』は「世界で最も再生されたアルバム」に輝いた。なお、同ランキングで女性アーティストが年間No.1となるのはこれが初めてという快挙だった。

過去10年間で最も再生されたのはやっぱりあの人!


さらに、2010年代最後となる今年、「過去10年間で最も再生されたアーティスト」のランキングも発表に。第1位は、280億回以上の総再生回数を記録したドレイク。北米を中心に圧倒的な人気を誇るラッパーが、2010年代のキングに輝いた。

ドレイク以下は、エド・シーランポスト・マローンアリアナ・グランデエミネムと続き、2010年代がポップアイコンとラッパーの時代だったことを象徴する結果となった。

そして、「過去10年間で最も再生された楽曲」は、23億回以上の総再生回数を記録したエド・シーランの「Shape of You」(2017年)がナンバーワンに。洋楽のヒットが少なくなった日本でも人気を博したナンバーだけに、大いに納得と言えそうだ。

日本においてはまだまだ発展途上と言える音楽ストリーミング市場だが、2020年代にはどんな楽曲がストリーミングからヒットしていくのか。これらのランキングを通して、未来のヒットにも思いを馳せてみよう。