「おっさんずラブ-in the sky-」田中圭「鋼太郎さんとお芝居をしているときは、ちょっと特別な感じがしています」【インタビュー】

2019/12/07 12:00 配信

ドラマ

ドラマ撮影の合間に写真撮影を撮影=山田大輔


四宮(戸次重幸)からお試しで1週間付き合うことを提案されるなど、ますます春田(田中圭)の周りが騒がしくなってきた「おっさんずラブ─in the sky─」(テレビ朝日系)。「後半になるにつれてどんどんキャラクターが動き始めます」と語るのは春田創一を演じる田中圭

「このドラマは、コメディーとしてすごくレベルの高いことをしています。深夜ドラマのはずなのに、何だこのクオリティー!?と自分でも驚くほど。物語では“本気で人を好きになる”という大事なことが描かれているのですが、なかなかキャラが濃いので、前半は面白さが立って見えがちでしたが、後半になって切なくなるはず。キャラがしっかりしているだけに振れ幅が効いていくのだと思います。もちろん台本の力もありますが、キャラを肉付けしている俳優とそれらを調理している演出の力もあって…。もうこれはキャストも含めた制作陣のチームワークがいいからこそできるんだと思います」

互いに信頼を置いている黒澤武蔵を演じる吉田鋼太郎をはじめ、成瀬役の千葉雄大、四宮役の戸次重幸とのチームワークも抜群のよう。

「鋼太郎さんとお芝居をしているときは、ちょっと特別な感じがしています。鋼太郎さんも僕に対してだから好き勝手やっているというところもあると思いますが、もう2人してめちゃくちゃで。前回よりもパワーアップしている気がします。そしてそんな鋼太郎さんの仕掛けや僕のリアクションを見て、みんながどんどん攻めてきてくれています。戸次さんや雄大といった新加入メンバーも台本を逸脱してキャラクターとして動いているので、これからどんどん面白くなるはず。実際に、現場では笑いが止まらないですから。中でも第2話での武蔵の告白シーンなんて、本気で笑ってしまいました。あれは名(迷)シーンですよ」