“2.5次元界のプリンス”や有名TikTokerも! 赤楚衛二主演「パニックコマーシャル」追加キャスト発表

2019/12/09 07:00 配信

ドラマ

赤楚衛二主演「第31回フジテレビヤングシナリオ大賞『パニックコマーシャル』」の追加キャストが発表された(C)フジテレビ

「パニックコマーシャル」ストーリー


おしゃれなCMを作ろうと燃えるクリエイティブディレクター・新倉は、発泡酒「ビアライト」のCM撮影に臨んでいた。

クライアントの宣伝担当・藤木は新倉の企画に感動し、監督の雨宮は広告賞も取れると期待を膨らませ、現場は明るい空気に満ちていた。

そんな中、急きょ頭の固い宣伝部長・石瓦が現れる。石瓦は、新倉の企画が従来のビアライトCMとは違うことを懸念し、修正に次ぐ修正を持ち掛け、CMはどんどん最初のコンテとは別のものになっていく。そんな状況に雨宮はあきれ、出演タレントの女優・リンカはイライラを募らせる。

新倉は、クライアント、タレント、監督、プロデューサー、4者の事情をまとめようとするも、うまくいかない。

結果、リンカは不満が爆発し撮影を拒否、カメラは故障、現場は最悪の空気に。一旦休憩をとることになった現場。壁にぶつかり落ち込んでいる新倉の元に、藤木が来る。

石瓦に反論できなかったと反省する藤木に、新倉は全ては何もできなかった自分のせいだと返す。落胆する2人。憂さ晴らしにビアライトを口にする。それを飲んでいる時だけは、少しだけ楽になれた。ハッとなる新倉。自分は一番大切な商品のことを何も見られていなかったと気付く。

さまざまなオトナの事情はあるけれど、一番大切なのは商品そのもの。原点に返った新倉は、賞を取るためではなく、ビアライトをいかに良く見せるために、もう1度CMを作ろうと立ち上がることで、みんなの信頼を再び勝ち取るのだった。