今回の発表を受けて、改めて獣神サンダー・ライガーがコメントを発表。新たに発表された収録試合の見どころなどを存分に語ってくれた。
「獣神伝説〜30年間の激選名勝負集〜」DVD-BOXに収録される84試合のうち、Disc5と6の31試合を本日発表します。Disc5は「激レア名勝負1989年~1998年」。当時TV未放送のモスクワでの初代ブラック・タイガー戦。ワイルド・ペガサスと組んでヘビー級に挑んだSGタッグリーグの試合、グレート・ムタ戦をノーカット収録とか、マニア好きな試合が入ってますね。
Disc6は「激レア名勝負2001ー2019」。今の新日本マットを代表するトップレスラー、オカダ・カズチカ、内藤哲也、彼らがヤングライオン時代だった時に行ったシングルマッチでの対戦をはじめ、ジュニア、ヘビー、他団体、海外など、国内外の強豪レスラーとの激レア名勝負の数々を収録しています。
Disc5と6に収録されている選手は豪華絢爛、そうそうたる選手たちです! ブラック・タイガー、藤波辰爾、天龍源一郎、橋本真也、蝶野正洋、武藤敬司、馳浩、リック・スタイナー、スコット・スタイナー、ザ・グレート・サスケ、藤原喜明、サブゥー、ランディ・サベージ、アントニオ猪木、タイガーキング、ドクトル・ワグナーJr.、えべっさん、百田光雄、中嶋勝彦、三沢光晴、船木誠勝、レイ・ミステリオJr.…。すごいよね。
収録試合では、1996年10月20日の神戸ワールド記念ホールのグレート・ムタ戦はよく覚えています。いつもと違うライガーでした。ムタの世界観にどう立ち向かおうかと。まず、マスクを破られると思っていたので、鬼神ライガーになって。破られた瞬間に変な開放感があったのを覚えています。
錯乱状態なんだけど、それでいて冷静な自分もいて。人気抜群で日米を股にかけて活躍するムタはムタで自分の世界に入り込んじゃっているわけですから、あの試合は結局、どっちが自分の世界に入り込めるかって話だったんですよ。
今年4月のニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンの「HONORランボー」でムタが入場したときはファンの皆さんが総立ちで、声援というか「うなり」が僕を包んだ感覚です。僕もゾクゾクして気持ちよかったです。
ムタの入場とか僕の入場とかを見て、ニュヨークのファンの皆さんが盛り上がってスタンディングオベーションしているところを見てもらうと、見方も変わって良いかもしれませんね。
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