神尾楓珠と池田エライザがW主演を務めるMBS/TBSドラマイズム「左ききのエレン」(毎週火曜夜1:28-1:58ほか、TBSほか)の第9話が、12月17日までに放送された。突然朝倉光一(神尾)の前に現れたトップモデル・岸あかり(八木アリサ)。あかりが見せた無垢なスマイルがファンを熱狂させている。
本作は、2016年3月からかっぴーによってデジタルコンテンツ配信プラットフォーム「cakes」で連載がスタートし、「cakesクリエイターコンテスト」で特選を受賞した人気コミックが原作。
いつか“何者か”になることを夢見る広告代理店デザイナー・朝倉光一と、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも生きづらさを抱える山岸エレン(池田)を軸に、クリエーターたちの群像劇を描く。(以下、ネタバレがあります)
第8話では、光一が園宮製薬の化粧品ブランドの広告案件を担当するエピソードが描かれた。
光一の主導で“あこがれ”から“共感”へとコンセプトを変更した園宮製薬。あかりとの契約を終了することを決め、第9話では親しみやすいモデルを探すためのオーディションを実施した。
そこに現れたのが、あかりだった。周囲がザワつく中、相変わらず光一に「前髪、ながっ! 似合ってないよ」「寂しかった? 私に会えなくて」と上から目線のあかり。光一も「オーディションなので他の方たちと同じようにやらせていただきます。持ち時間は3分、入室からすでに1分です。あと2分しかありませんが」と告げるなど、2人は一触即発!
ピリピリするあかりを、光一が「残念ですが、そんな表情では共感は得られません」と冷たくあしらった時、あかりのプロ魂に火がついた。
「待ちなさいよ、やりゃあいいんでしょ」とジャケットを脱ぎ、いったん光一たちに背を向けると目を閉じて集中。振り返ると「よろしくお願いします、岸あかりです」とにっこり微笑んだ。
直前までの不機嫌さをすべて消し去り、無垢な笑顔をうかべるあかり。その変化に園宮製薬の宣伝部長・千晶(久保田紗友)も思わず「きれい…」とつぶやいた。
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