WOWOWでは、松重豊が主演を務めるスペシャルドラマ「ドラマW 父と息子の地下アイドル」を、2020年2月23日(日)に放送する。
本作は、優れたシナリオ作品を発掘し、新人脚本家の育成を目的に創設された「WOWOW新人シナリオ大賞」で、第2回(2018年度)の大賞に輝いた光益義幸氏の「父と息子の地下アイドル」をドラマ化したもの。
交通事故で植物状態になってしまった息子に代わり、地下アイドルグループをプロデュースすることになる中年高校教師と、アイドルグループ「オトメがたり」の奮闘を描いていく。
主人公の高校教師・千堂真澄を演じるのは、2019年も「孤独のグルメ Season8」(テレビ東京系)や大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合ほか)などに出演し、個性的な存在感を発揮してきた名優・松重豊。“地下アイドル”という特殊な世界に戸惑いながらも奮闘する中年男を演じる。
そして、千堂がプロデューサーになるきっかけとなった彼の息子・勝喜役には、近年映画やドラマなど出演が相次いでいる井之脇海。父親との確執に葛藤する繊細な音楽青年を演じる。
アイドルグループ「オトメがたり」のリーダー・椎奈役には若月佑美。乃木坂46を卒業して約1年、今作では“地上”を目指して奮闘する地下アイドル役に挑戦する。
同グループのメンバーには、ジュノンガールズコンテストのファイナリストをきっかけにデビューした芋生悠と、映画初ヒロインを演じる『踊ってミタ』(2020年3月7日公開)の公開が控える加藤小夏という、次世代を担う注目女優たちが顔をそろえ、女子高生アイドルをフレッシュに演じる。
また、千堂とオトメがたりを取り巻くキャストに、今井悠貴、遠藤久美子、鶴田真由、瀧本美織、深水元基ら豪華俳優陣も決定。それぞれの立場からドラマを盛り上げていく。
作中では、楽曲にもこだわった本格的なライブが繰り広げられ、エネルギッシュなシーンが満載。熱血プロデューサーと今どきの地下アイドルが織り成す、音楽青春ドラマだ。
高校教師の千堂真澄(松重豊)は、ひとり息子とは疎遠になり、寂しく暮らしていた。かつては生徒に昔ながらの熱血指導をしていたが、今のドライな子どもたちには通用しないと、日々もどかしさを覚えていた。
そんなある日、千堂は突然息子の事故の知らせを受け、病室に駆け付ける。目の前には植物状態で横たわる息子・勝喜(井之脇海)の姿が。ぼうぜんとたたずむ千堂のもとに、派手な衣装を着た椎奈(若月佑美)、怜央(芋生悠)、ひらり(加藤小夏)という3人の少女が突然やって来る。
彼女たちは、勝喜がプロデュースしている崖っぷちの地下アイドルグループ「オトメがたり」だった。解散寸前にある彼女たちの熱意に次第に心を動かされた千堂は、勝喜に代わってアイドルプロデューサーになることを決意。息子が目覚めるまでグループを守ろうと、地下アイドル業界で奮闘することになるのだが…。
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