今回は令和最初の大みそか、「本当に聴きたい“にっぽんの歌”100曲」ということで本当に良い曲を選んでいるなと思って
います。もちろん幅広い年齢層でそれぞれ異なってくると思うんですが、視聴者の皆様が「なるほどな!」って頷けるような曲だらけです。
その中でも1曲、IKKOさんからリクエストがあった曲は、僕も久しぶりに聴けて、改めて良い曲だなと思いました。そんなことも、つつがなくお伝えできればと思います。
また、年忘れ過去の名場面を振り返るコーナーでは、いわゆる歌手の方の「昔の姿」と「今の姿」が見えて、歌手の方それぞれの「凄い進化」がはっきりとわかるのが面白い。そして、出演者ご本人が「ご自身の映像を見てどう思うのか?」というところもご期待ください。
「年忘れにっぽんの歌」は“懐かしの名曲”というより、“帰ってきた名曲”。ぜひ楽しんでいただければと思います。
この番組は秀ちゃん(中山秀征)と同い年で、今年で52回目。今年、五木ひろしさんが55周年を迎えられ、小林幸子さんや美川憲一さんがいらっしゃって…他にもとにかく豪華な方々が出演されて、そういう方たちの歴史と共にこの番組が続いてきたのかなと思います。
さっき改めて気が付いたんですが、番組と同い年の秀ちゃんがこんなに大人になってる!って(笑)。それぐらい歴史ある番組で、こんな名曲の数々を間近なところで聴けるということに、凄く感激しています。
また、お亡くなりになった島倉千代子さんの映像を見たときには胸がいっぱいになりました…いつも島倉さんはリハーサルの時から、本番用の衣装でお化粧もピシッとされていて、本当に見習いたいところがいっぱいあった方。
「こういう方も毎年のように出てくださっていた番組なんだな」としみじみ思い、時代を感じました。ぜひお楽しみください。
「年忘れにっぽんの歌」は今年で52回目、そして僕は52歳ですから、人生分すべてが「にっぽんの歌」なんですね。だから
非常に感慨深いですし、中学時代から曲を8トラックテープで流していて、いわゆる「流行歌」っていう感覚でずっと曲を覚えていました。
だからほとんどの歌が今でも歌えるんです。やっぱりそのころの記憶っていうのはすごいなって改めて感じますし、また、「それだけの歌がこれだけあるんだ」っていうことをつくづく感じて、沁みながら司会をやりました。
とても印象深かったのが、五木ひろしさんが歌われる際のあの有名な「こぶしポーズ」が「よこはま・たそがれ」から完成していたというお話(笑)。
昔から原型を変えず今日に至るとのことで、お声だけではない、「“こぶし“の極み」を感じました。そういう意外なお話もいっぱい出てきますので、ぜひご期待ください!
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