伊藤沙莉、声優としての魅力を熱弁「声優として演じるときは『足し算』」<映像研には手を出すな!>

2020/01/04 12:00 配信

アニメ

“最強の世界”を空想するアニメ大好き少女・浅草みどりを演じる伊藤沙莉


テレビアニメ「映像研には手を出すな!」(毎週日曜夜0:10-0:35、NHK総合)が2020年1月5日(日)よりスタートする。

本作は、大童澄瞳による同名漫画を「DEVILMAN crybaby」などの湯浅政明監督が映像化。アニメーション制作に情熱を燃やす浅草みどり、金森さやか、水崎ツバメら“映像研究部”の3人の青春冒険譚を描いた作品。

そんな、本作の主人公で、人並外れた空想力で自分の考えた「最強の世界」で大冒険するのが夢という浅草みどりを演じる伊藤沙莉にインタビューを実施。

テレビアニメ初主演が決定したときの心境やアニメならではの魅力、作品の見どころをたっぷりと語ってもらった。

――アニメへの出演が決まった際のお気持ちと、どのような心境で役を演じているかお聞かせください。

伊藤:私はまだまだ声優としての経験がないですし、「本当に自分でいいのかな?」と思ったのが最初の気持ちです。

映像研には手を出すな!」という作品は原作ファンの方がたくさんいらっしゃるので、「その方たちを納得させられるのかな」という不安が毎日付きまとうような感覚でした。

アフレコでは、金森さやか役の田村(睦心)さんと、水崎ツバメ役の松岡(美里)さんの3人で掛け合いをするのがほとんどなのですが、お二人がいろいろなことをたくさん教えてくれますし、ちゃんとお互いの声を聞きながらアフレコするのをすごく心強く感じます。

「遠慮とかしてる場合じゃないな、今はとにかく楽しもう」という気持ちでいっぱいです。

――原作漫画や台本を読んだときはどのような感想をもちましたか?

伊藤:原作漫画を初めて読んだときは、浅草氏たちが生徒会と戦っている場面がすごく印象的でした。

なにかに熱く、一生懸命になっている姿や、この思いをどうにかして認めてほしいという姿に本当に胸を打たれて感動してしまいましたし、キャラクターがみんなすごく格好良いんです。

だからこそ、自分が浅草氏を演じてそれがうまく表現できなかったらすごく嫌だなと不安でしたし責任も感じました。

どうにかしてキャラクターたちの情熱を、見ている人に伝えようと必死で演じています。