2015年よりスタートし、今期で6度目の開催となる「目指せ高校ダンス部日本一 マイナビハイダン 2020」。予選からFINALまでの審査をダンサーのみが行うストリートダンスに特化した高校生ダンス部コンテストだ。1月12日(日)に行われる第2回西日本予選(大阪)と2月2日(日)に行われる第2回東日本予選(埼玉)の模様をdTVチャンネルのひかりTVチャンネル+で生配信。そこで、当日のゲストである伊原六花に、高校生ダンス部についてなどインタビューした。
――まず、伊原さんご自身のダンスの経歴を教えてください。
4歳ぐらいからバレエを始めて、小学校2年生からミュージカルと一緒にヒップホップやジャズなど幅広く習い始めました。そして登美丘高校に入ってからはずっとダンス部一本でした。
――個人で習っていたダンスと高校のダンス部との違いって何でしょう。
表現の仕方です。個人は一人の個性、高校のダンス部は大勢で踊ることの美しさや、大勢で合わせることの大変さを表現します。改めてダンスに対する考え方を学べたと思います。
――厳しいキャプテンだったそうですね。
厳しかったんですかね(笑)。先輩方が代々残されてきたルールも伝統としてありましたし、高校の部活だからこそ学べるダンスもありました。もしかしたらちょっと厳しかったのかもしれないですけど(笑)。でも、今一番応援してくれているのはダンス部時代の仲間たちなんです。
――部活っていいですよね。
はい。今までルールに縛られずにダンスをしてきていましたが、部活にはすごく細かいルールがあるので、入部したての頃はそれに馴染めるのかなって不安がありました。でもそのルールのおかげで、感謝や尊敬の気持ちを感じることができたんだと思います。それに卒業してから感じたんですが、同じ仲間と同じ方向を向いて膨大な時間をダンスだけに費やせるのって、やっぱり学生のうちだけなんです。卒業したら、みんなそれぞれ予定や仕事があるので、いくらダンスが好きでも「一緒に頑張ろう」みたいにはなかなかなりません。
――今でも高校時代を思い出すことはありますか?
思い出します。つらいことがあって相談したいなって思うのは高校ダンス部の仲間ですし、支えてくれるのもその時の仲間なんです。一つのことに向かって楽しいこともつらいことも経験した仲間って、やっぱり一生ものなんだなって思います。
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