伊原六花が軽やかに、まるでダンスをするように語る高校生ダンス部「熱量のすごさを見てほしい!」

2020/01/10 17:00 配信

バラエティー

ダンスをしている子供の親御さん世代に向けてもハイスクールダンスの魅力を伝える伊原六花


ハイダン2020に向けて


――ハイスクールダンスの魅力を教えてください。

ハイスクールダンスは、高校生のダンスならではの熱量がものすごいんです。きっと大会に向けて頑張っている時間の量が膨大で、そこから得るものが大きいからだと思います。そういう経験ができるのがハイスクールダンスの魅力だと思います。それに大会ですから順位が決まっていくので、みんな一位になりたい、優勝したいという気持ちで頑張っています。そこには、「踊っていて楽しい」プラス「負けたくない」っていう感情が合わさっていて。ご覧になられる方には、この大会でしか感じられない空気感やキラキラした青春っていうものをぜひ見てほしいです。

――この大会は東と西とに分かれて予選がありますが、地域によってダンスの違いはありますか?

どちらもガッツがあるし熱量もあるんですが、なんか違う燃え方を感じます。東はスキルが高くて細かいところまで振りを合わせたり、カッコよくクールに踊るスタイル。逆に西は、自分が西出身というのもあるんですけど、負けん気がすごくある(笑)。私の高校は特にそうかもしれませんけど、カッコいいと言われるよりも面白いと言われるほうが嬉しかったです。

――今の高校生のダンスを見ての率直な感想を聞かせてください。

レベルが高いと思います。毎年、審査員の方々も総評でおっしゃっていますが、どんどんレベルが高くなっています。みんな厳しい練習をして自信を持っているからこそ、大会で披露される作品は本当に完成度の高い、誰が見ても感動できるものになっていると思います。

取材後には得意のダンスのポーズも見せてくれた


――登美丘高校の“バブリーダンス”が注目されたことも、ダンス熱がこれだけ高まった一つの理由ではないでしょうか?

“バブリーダンス”という題材自体が、高校生ダンス部を知らなかった年代の方にも懐かしさを感じてもらえ、「ああ、高校生のダンスの大会があるんだ」って気づいてもらえるきっかけになったのかなって思います。これだけキラキラしている世界がある、これだけ熱い世界があるということを“バブリーダンス”をきっかけに多くの人に気づいてもらえたのなら、それはすごく嬉しいことです。

――ハイダン2020に出場する高校生に向けてエールをお願いします。

もう本当に全力を出し切ってほしいです。ハイダン2020という、その時に過ごせる時間はとても素敵なものですし、そこで得るものって、これからの人生においてすごく大きな学びになると思うので、精一杯頑張ってください。大会だからって気を張らずに、ただまっすぐに好きっていう気持ちだけで楽しんでダンスをしてほしいです。

――そんなダンスをしている子供を持つ親御さん世代が、このハイダンを見ても楽しめる見方を教えてください。

私の両親はじめ、メンバーの両親が私たちを応援してくれるのは、作品が素晴らしいからというだけでなく、その作品を作り上げていく過程の苦労や努力を知っていて、それらが作品からも伝わってくるからだと思うんです。始まる前の掛け声だったり、ストレッチをしている姿からも「これに懸けてきたんだ」って、もう涙が出ちゃうくらい熱いものが伝わってきます。そんな必死に取り組む気持ちを作品以外のところでも感じられる部分がたくさんあると思うので、そこをぜひご覧いただきたいです。

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